紅白 Gibson SG 【紅:クリーニング編】 | 冷や汗かいても後悔せず

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できそうな気もするが、どうなっても知らないよ。

カスタムショップの SG Standard 61年リイシュー。

 

2009年製 です。

 

 


この画像だと2ピースっぽいけど、1ピースです。

 

杢目から推察するに、ホンマホではないようです。

 

でも適度な縞模様が気に入ってますw

 

 

譲り受けた時には、ネックが順反り、フロントとリアを切り替えると音が出なかったり、フレットも減りが結構、ペグも不安定。。

 

手入れしないと使えないですね。。


PUカーバーのレリックは、カスタムショップ製によくある、薬品ぶっかけただけのような酷いもので、経年から腐食やカビも見られます。。

 

 

カッタウェイがピックガードと ツライチにエグられてる のがイイですw

 


 

ネックのジョイントも素晴らしい ですねw

 

 

 

ボディーから延びた”受け”が、ネックテールと接着していて、スルーネックのように滑らかです。

 

持ってる Gibson の中で唯一美しいネックジョイントですw

 

調べてみると、SG のネックのジョイント方法は様々なものがあって、初期の頃はこうした手間を惜しまない工法だったんですねぇ。。

 

 

PU は バーストバッカー1+2 です。

 

 

 

色々手を入れたいところはあるんですが、今回は。。。

 

PUカバーと、ペグを交換 します。

 

 

 

PUカバーは ALLPARTS、ペグは KLUSON のフタコブで、どちらもピカピカの新品です。

 

いつもの 自己流のレリック をして・・・

 

 

 

とはいえ、光沢がなくなる程度ですけどw

 

PU をギターから外して、カバーも取り外しました。

 

 

 

ALLPARTS の PUカバーは、オリジナルにくらべてエッジは起ってるし、コーナーは適度なカーブがあって、コストパフォーマンス良いと思います。

 

 

 

取り付けてみると、オリジナルより雰囲気がありますよねw

 

 

 

セレクタースイッチにショートしてる箇所があって、これが音が出なくなったりする原因のようでした。

 

一旦スイッチを分解して掃除し、組み立て直して問題解消ですw

 

 

 

 

 

ペグも交換 しました。

 

 

 

ロッドは余裕があったので、ネックの順反りは問題なく解消w

 

 

金属パーツを軽く磨いて、完成 です!

 

 

 

ザックリとした SG 特有のベベルトコンターがイイですw

 

 


レスポールは座って弾くと、ギターの位置が右に寄りすぎて弾きにくいけど

 

SG は丁度良い位置に決まるので、座っても立っても弾きやすいんですね。

 

ストラトのように取り回しが良くて、心地よいギブソンの音がします。

 

サスティンも意外と延びます。

 

SG の人気が高い理由が、分かる気がしました。