JCM-1C の真空管の交換 | 冷や汗かいても後悔せず

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できそうな気もするが、どうなっても知らないよ。


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むかぁーし、スタジオやライブで JCM800 を使う時は、アンプ直ではなく必ずブースターを使ってました。

が、部屋で1ワットアンプを使うなら、エフェクターなどわざわざ準備せず、弾きたい時にさっと直でつないですぐ音が出せる。っていうのをどうしても求めちゃいます。

スタックの JCM800 は、直ではそれほど歪まず、当時の音の好みからするととてもブースター無しでは、ってカンジでしたが、JCM-1C は直でも十分な歪みが得られます。

私が利用するような当時の練習スタジオの Marshall は、どう見てもメンテが行き届いていないものも多く、個体差が激しかったので、JCM800 の本来の音ってどんなのかわかっていないかもしれません。

なので実際のところ、JCM-1C の音がどの程度の雰囲気を出しているかはわかりません。

でもどのスタジオで音を出しても共通して言えるのは、スタックの Marshall が持つ音圧に、10代のギターキッドはいつも気分が高揚させられていたのです。

で、JCM-1C はどうかというと、当然 50W や 100W と比較するのはナンセンスですが、私的には低音がもうちょうい欲しいかな、と。

JCM-1Hとキャビネットにすれば、もっとイイんだろうなとは思いますが、割高すぎるしねぇ。


で、真空管を換えたらどうなるんだろう。。。と考え始めました。

折角真空管アンプを買ったんだし、やってみたかったんですよねぇ。 チューブアンプ持ったら、 真空管の交換ってやつを。

1ワットアンプの真空管に拘るのかぁ? とも思いましたが、むしろ部屋でもボリュームがあげられる1ワットアンプで試してみるっていうのはアリではないかと、自分を納得させる勝手な理由を作ってトライすることにしました。



自分の求める音に応じた真空管選びに相談にのってもらえるということで、ヴィンテージサウンド さんに、問い合わせてみました。

私のような真空管に無知な人間にも親切丁寧に、メールや電話で対応していただき、提案してもらった真空管がこれです。


冷や汗かいても後悔せず-IMG1143

プリアンプ管として、12AX7 Mullard 2本マッチ 中ゲイン 真空管PX12

パワーアンプ管として、12AU7/ECC82 JJゴールド 1本双極マッチ 中ゲイン 真空管PG12


私のリクエストに対する、ビンテージサウンドさんのコメントを一部紹介すると、

真空管のセレクト方針としては、12AX7として、低域から高域まで万遍なく鳴り、しかも抜群に高分解能を誇る秀逸管Mullardを配しました。

このMullardは、圧倒的な音圧と、太いサウンド傾向、かつ倍音成分が豊富なため艶やかなサウンドをご堪能いただけると思います。

一方、12AU7としては、Mullardとの相性も良く、クリアかつノイズ特性に優れたゴールドを配しました。

とのことでした。


で、早速乗せ換えてみました。

冷や汗かいても後悔せず-IMG1144


目的は部屋で弾く常識的な音量での改善なので、その程度の音量にして音を出してみました。

  うーん、違いがわからない。。。

しばらく弾き続けてみたものの、若干低音がきいてるような気がしますが、買い物した自分を納得させる錯覚のような気も。。。

でも、交換前の直前に純正バルブの音を再確認はしてません。

まだそれ程弾き込んでもいないアンプなので、違いをはっきり区別できるほどでもないのかも。。


なので、純正の真空管に戻して弾きなおしてみました。

今度ははっきりとわかりましたよ。

音の輪郭も歪みの量も違います。

違いがわかったところで、プリ管だけ、Marshall純正から Mullard にしてみました。

やっぱり輪郭がはっきりしながら歪みが増えてます。

低域から高域まで万遍なく鳴る、という説明は本当のようです。

純正は低域がぼやけてるんで、ヌケを求めて中域や高域を上げると音が薄くなるんじゃないかと思いました。

勿論、純正もマスターボリュームをある程度あげれば低域も問題なく感じられるのですが、Mullard の場合は、音量が違っても一貫性が純正より優れてるということでしょうか。

フレーズを弾いみると、フロントのピックアップで思いっきりピックを引っ掛けた時のコブシというか奥行きというか、、、うまく説明できませんがとにかく違います。


  面白い。。


良い意味で、へーってカンジです。

パワー管も純正から JJゴールド にしてみました。

純正にくらべると、より生々しいというか、膨らみがあるというか。

純正の方が滑らかというか、どちらがベターかは好みかも。

ローパワーの場合だと、どちらもボリュームを 6 より上げると、トーンキャラクターが変わりつつ、急に前に出るカンジが強くなるのですが、 JJゴールド のキャラの方がヌケがあってソレっぽいです。

プリ管による歪み増がいらなければゲインを下げりゃいいし、少量のボリュームでも低音の輪郭がハッキリしてくれたことでトレブルやミドルの EQ が使い易くなりました。

やっぱり小さな音では、音圧とまではいかないけど、低音は来るようになったし、より使い易くなったカンジです。

でも、昼間に鳴らす常識的な音量程度まで上げると、スタックで感じる音圧のミニチュアみたいなのは出てきます。

更にチョイ上げると、、、、、、、、、おぉぉぉぉぉぉ。

苦情が来るギリギリまで上げると、おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。


これが自分の部屋で感じられるとは。。。

このミニチュア音圧が、若かりし頃の感じた高揚感に匹敵する気分を引き出してくれてます。




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