デイヴ・マーレイ モデルを作る #4 | 冷や汗かいても後悔せず

冷や汗かいても後悔せず

できそうな気もするが、どうなっても知らないよ。

昨日ようやく作業を開始しました。

フロイドローズの位置を決めるために、まずはネックの取り付けからです。

ここで早速問題が。。


ジャンク品のボディなのである程度予想はしてましたが、ネックのボルト穴がどれも微妙に斜めってます。

これでは、ネックのネジ穴をどこに用意していいのかわからないし、下手に真直ぐ穴を作るとネジがしまらなくなっちゃいます。

しょうがないので、ネックとボディをクランプして、ネックポケットの裏からドリルを突っ込むことにしました。


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慎重にネックの位置を決めて、クランプします。



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ネックポケットの穴にそってドリルします。 ドリルの長さは必要なネジ穴の深さになるよう調節してあります。



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どうにか付きました。

ノーマルのストラトにフロイドローズを付ける場合、ブリッジにザクリが必要になるのですが、それは嫌だし作業が面倒なので、ネックの取り付け位置の高さをあげることで対応しようと思ってます。

でも今はまだ必要ないので、とりあえず先に進みます。

いよいよフロイドローズの取り付けです。


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ナットとフロイドローズに糸を張って、左右の位置を決めます。

ナットから12フレットの距離が、12フレットからブリッジの距離と同じになるようにします。

テープで位置を固定して、スタッドを埋め込む穴の位置をマーキングします。

スタッドは 10mm なので、10mm のドリルで穴を作ればいいのですが、細めのドリルですこしずつ穴を拡げていきます。

ボディに対して真直ぐの穴を作るために、ドリルの当て方は注意が必要です。

そこで iPhoneアプリの水平器を使って、ドリルの角度を確認しながら作業しました。


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台座に置いたボディが水平でなくとも、現状の角度を水平として計測できるのですごく便利です。



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無事スタッドの穴はできましたが、右の穴とザクリまでの厚みが無いのが不安です。

今のところ問題なさそうですが、後で鉄のプレートをあてて補強しとこうと思います。

で、この穴の中をペーパーをあてて綺麗にし、面取りをしたあとにスタッドを埋め込みます。



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このハンマーは腕時計のブレスレットのピン打ち用です。

比較的小さなものを打ち込むのに、叩く面を傷つけずにできるので重宝してます。

私、機械式時計も多少イジるの好きなので。。



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綺麗にしっかり入りました。



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位置、可動性も問題なさそうです。

でも、アームの取り付けナットがボディと干渉してしまいます。



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なので、彫刻刀で削ってある程度形を整えてから、黒の液状の靴クリームで生地を目立たなくしました。

これで、ブリッジ側は一区切りとします。

ふう。。。