京都市北区にある「鞍馬湯」に来ました。
凡そ100年続いた銭湯ですが、今月閉店することになってしまいました。
入浴料450円をフロントで支払います。
フロントには、「おおきに！」と利用者一人ひとりに丁寧にそして元気良く挨拶をしてくれる女将さん。
小さなお子様の常連さんとも打ち解けていて、一緒に銭湯の絵本を読み聞かせしている様子も見られました。
脱衣所のロッカーは、なかなか見かけない南京錠を用いたもの。
DIYでしょうか、設計の細かさが冴えます。
カランは関西の銭湯に多く見られる段違いの押し釦タイプ。
お湯が出るまで時間がかかりましたが、辛抱強く出し続けているとやや熱めのお湯が出てくれました(^o^)
浴室に構える大きな湯船は、ジェット風呂が設けられています。
やや熱めのお湯、これがまたたまりませんね！
水風呂も別の場所に設けられています。
まだ暑さが残るこの時期には、そして熱めのお湯に浸かったあとに水風呂は、最高のひとときですね！！(*´▽｀*)
お風呂上がりに脱衣所で小休止。
ビール（アサヒスーパードライ）は350ml缶で210円とやや廉価。
安さに驚いていたら「うちは仕入れが安いからね」と女将さん。
言っちゃっていいのでしょうか(^^;
閉店されることが残念と伝えたところ、設備の老朽化がその理由との答えがありました。
100年余りのご商売、本当にお疲れ様でした。
最後まで何事もなく終えられますように、という願いと、女将さんに「これからもどうぞお元気で…」という思いを伝え、鞍馬湯をあとにしました。
素敵なお風呂を有り難うございました。
※撮影には許可をいただいています。