腹筋群と呼吸の関連性と作用(1) | 大黒整体道場

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こんにちは大黒整体院の荒井です

 

今回は横隔膜と呼吸について書きます

前提項目が多いのでややこしいかと思います

 

努力性呼気にて間接的に影響を与える腹筋群として腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋があり、これらの筋群は収縮することで呼吸の呼気と直接的、間接的に影響を与えてます。

 

直接的な作用として腹筋群の収縮は胸郭を屈曲させ肋骨と胸骨を下制させます 下制の作用は咳やくしゃみなどで呼気量を最大限に呼出させるようにします 胸腔内容量を急速に力強く減らします 間接的には腹筋の腹横筋がメインに腹腔内圧を上昇させ腹部内臓を圧縮させます 

 

随意的な腹筋群の収縮は胸郭から空気を流出させパラシュート形の横隔膜は上手く機能します これらの努力性呼気の腹筋群の収縮はパラシュート形の横隔膜形状がブーメランのように呼気の次に起こる吸気も助けられます 強制的な最大呼気は横隔膜は長さ張力曲線を最適なポイントまで伸張され 結果的に筋は吸気過程で力強く動く準備ができてることになります

(腹部内臓の圧縮は空気中の窒素の体内取り込む濃度を高くする可能性がある)

 

努力性呼気では内肋間筋の骨間線維は努力性呼気の主動作筋であり胸横筋も努力性呼気の筋であり努力性呼気中は腹筋群と内肋間筋と胸横筋の骨間線維が同期して活性化する

 

安静時の呼気は胸腔と肺の弾力性(締まる力)と横隔膜の弛緩よって生じます こられは他動的な過程で発生します こられの通常呼気時は肺胞圧は陽圧になり一定の呼気の空気量を確保します 努力性呼気では随意的筋緊縮が要求され胸腔内圧の陰圧が減少が求められ腹横筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹直筋、胸横筋、内肋間筋と骨間線維が同期しながら努力性呼気を行います

 

ただし腹筋群の過緊張は持続的な腹腔内圧の増加を生じさせる可能性もあり その結果吸気中横隔膜の下降する力が勝つことができないと肺活量の減少が起こることになり移動などを含む様々な活動において人間の持久力の制限をもたらします歩行能力において下肢の過緊張、筋力低下や筋の随意的な低下のより腹筋障害が呼吸障害にも通じていきます