歩行中(下肢を重点に)の関節連動について(9) | 大黒整体道場

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大黒整体院が考える日常健康法と日々の施術日記

 

こんにちは 大黒整体院の荒井です

つづきになります

 

第1足根中足関節はリフランス関節とも呼ばれています 

この中で第1足根関節は楔状骨との間に発達した関節包を有し外がえしと底屈を組み合わせた器用な運動を可能になせます

約5°の背屈と底屈を行うことができる器用な関節です足部と足関節とは直接的な相関がありませんが背屈によるによる緩やかな内がえし底屈では緩やかな外がえしが自然に伴うことが起こっています

第1足根足関節は若干の低背屈運動を有し走行中の内側縦アーチの中の柔軟性に寄与します この柔軟性は中足間関節の背屈 底屈 骨間の靱帯と中足底が相互に連結して中足間滑膜関節を形成します 

この柔軟性が大1足根中足関節の柔軟性にも大きな影響を与え相関関係でなり立っています 

 

第1中足足指関節の関節は正常歩行で非常に重要な役割を果たしています 

この関節は踵接地時MTP関節は軽く過伸展をします 

 

このとあと踵離地までMTP関節はほぼ中間位になり踵離地から足指離地のあいだMTP関節は中間位を越え約45°~55°伸展します 立脚相の終わりから遊脚初期までMTP関節は屈曲し中間位に戻ります 

このMTP関節の捻挫や変形はMTP関節の過伸展機能を制限させ外股走行をもたらす原因にもなります 

このような異常走行は足底筋膜機能障害 隠れ扁平足になり外股にの帰結にもなります 

外股歩行は母指を含め膝と足関節の内部構造への応力を高め後脛骨筋 長指屈筋 腓腹筋 長腓骨筋に障害をもたらします