頭頸部の動きについて(2) | 大黒整体道場

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大黒整体院が考える日常健康法と日々の施術日記

 

こんにちは 大黒整体院の荒井です。

前回のつづきを書きます。

 

帽状腱膜と頸靭帯は一体となって頸部頭部の筋のバランスを取り整えています。

整える筋として頭板状筋、肩甲挙筋、後頭下筋群と直接的には頸靭帯とつながっている部分は少ないが頸部の伸展、屈曲での頸板状筋が頭板状筋に連動して動いています。

これら筋は頸靭帯のバランス下の中で収縮や弛緩を行っています。しかし頸部の筋の収縮が頚椎に強力な屈曲を与えた場合、作業中での視線を合わせるなど行為などでも含めて頸部の屈曲が常態かされ頸靭帯は無理やり頸部の筋、頚椎に合わせた常態で支持しなければならなくなります。そのため頸靭帯のバランス機能は低下してしまいます。この低下に合わせて視線を合わせる頭部の帽状腱膜にも無理な力が加わり連動して帽状腱膜と頸靭帯が正しく位置に戻す機能が失われてしまいます。帽状腱膜と連動して働く後頭下筋群にも疲労を与えてしまいます。帽状腱膜と頸靭帯のバランス機能を取り戻す事が頸部、頭部を正しい位置に戻すために有用である。帽状腱膜、頸靭帯の硬直化が頭頸部のバランスを崩し胸鎖乳突筋、頸長筋、斜角筋群にも損傷を与えてもいます。異常なバランスは頸部のひどい過伸展と頭頸部の過剰な突き出しを生み出します。帽状腱膜と頸靭帯の制御されたバランスは整え抑えて頭頸部のバランスの取れた垂直安定性を作り出しながら最適な張り綱を作り出し帽状腱膜と頸靭帯の正常化に貢献します。