頭頸部の動きについて(1) | 大黒整体道場

大黒整体道場

大黒整体院が考える日常健康法と日々の施術日記

 

こんにちは 大黒整体院の荒井です。

今回は頭頸部の動きについて書きます。

 

頭頸部の伸展、筋による頭頸部の安定化は斜角筋、胸鎖乳突筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、頸半棘筋、僧帽筋を含む筋は長く厚い筋の援護を受け増強され体幹の垂直安定性を確保し幅広く強い張り網のワイヤーシステムも形成させ深い呼吸を誘発させます。

 

日常での活動時では頭頸部の安定化させるために短い筋である多列筋、回旋筋、頸長筋、頭長筋、棘間筋はは正確で協調的な制御を行うがパソコンなどの作業で固まった姿勢を生み出す原因にもなると考察します。

 

そのために首と頭のつなぎ目である環椎関節、環軸関節を含む首の根元にある短筋が硬直化する事で首の姿勢が固定化されてしまいます。首が後側に向きにくいなどの症状です。

 

改善方法としては関節の上に位置する外後頭稜を中心に体幹の軸を調整する事で関節と取り囲む短筋が伸張させます。短筋が伸張させる作用として外後頭稜域を通る僧帽筋、頭板状筋、頭半棘筋、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋なのど長筋が収縮しワイヤーのように引っ張りますので、こられ長筋を収縮させるポイント、ポジションとして外後頭稜域の役割が重要になります。顎を上に上げるなどのストレッチが有効です。