お二人とも登場は後方扉から。
客席の間を通ってのご登場。
きゃーきゃー!こういうの久しぶりだよねー。
と思ったらあれ?なんか変。
小林一三さんのお面を顔に当ててらっしゃる。
いや確かに今日の趣旨は小林一三生誕150周年を祝うことなのかもだけど。
でも、わーって上がったテンションがちょこっと下がったよね。
折角すぐそばを通ってくれるなら顔を見たいじゃん、普通は。
別に文句言ってるんじゃないですよ。
まあそういうとこやなって思っただけで。
どういうことや?
けどあとでおっしゃってたのは、それもみんなで一緒に考えて一三さんの被り物をしようとか言って。
いや。それ経費かかるからつってお面になったとか。
まあ、あちらはあちらでいろいろ考えてくださってるのね。
ウタコさんは黒いコート。
キラキラがいっぱいついてて素敵。
黒いパンツで全身黒。
タモさんは全身白。
ここも話し合って考えられたんだろうね。
ていうか、衣装の説明難しいなーと思ってたら。
タモさんがインスタに写真を上げてくださいました。
ミーアンドマイガールの中から「愛が世界を回らせる」を歌われる時に、このコートのインだけ変えられて。
胸元がビルっぽくなってた。
わーわーわー、そんなことさえ嬉しいファンなのです。
3着目はドレス。
とーっても素敵で。
ウタコさんのスレンダーなスタイルが際立つシルエット。
動くたびに裾がふわりふわりと綺麗。
この3パターンの衣装。
どれもほんとに素敵でした。
ヘアステイルも短めでふわっとしてね、って写真見たらわかるか。
1部は一三さんの歴史をみんなでお勉強する的な。
スクリーンに映る一三さんの写真を見ながらクイズ形式。
〇×形式。
でも2人しかいないからね、解答者。
どっちかが〇出したらどっちかが×出さないと成り立たんわな、エンターテイメントとしては。
最初タモさんがずっと先に出して正解で、ウタコさんうーむとか言いながら後で出して間違い、みたいな。
わかってて間違えてらっしゃるものもあったのかもしれないけど、ワシが見た感じではほんとにご存じなかったことが多かったように思いました。
テンション低めの剣幸。
というか、かなりスに近いんじゃないかと。
まあ、なんでもええか、的な空気をまとってらっしゃった。
タモさんはそこをうまく引っ張っていく役割で、「先輩は知ってるけどわざと×だされてます」とかフォロー。
それに対してウタコさん、ふっと片頬で笑う、みたいな。
テンション低めの剣幸。
そしてこれ4回公演なんだよね。
次の回からどーすんの?
わー、知らなかったーとか演技するの?まあお二人とも女優だからできるだろうけど。
2日目のクイズ大会は思いっきりダレてましたな。
「〇って知ってるけど×出してます」とか申告しながら×を出すタモさん。
ニコリともせずに静かに静かに〇を上げるウタコさん。
司会の朝峰ひかりさん(キンさん)も
「これはどうでしょう、ってもういいんですけどね」
とか言っちゃってるし。
たまにウタコさんが外してぷちっと機嫌悪くなって、タモさんが先輩はわかってらっしゃるんです!とか。
いるのか?このクイズ大会。
と思って見てたから逆に面白かったですけど。
で、引き続き花組と月組の歴史の時間。
殿堂で見たことのある方々のお話がいろいろ聞けて、実在の人物だったのねってようやく実感できたような。
だって殿堂のブースとか見てると、ほんとに歴史の教科書に出てくる人みたいに感じて、遠い人なんだよね。
でも実際、ウタコさんがこのかたにお世話になりましたとかおっしゃると、わー!ウタコさん、歴史上の人物とお知り合いなのーみたいなびっくりがある。
一番印象に残った話を。
下級生の頃、天津乙女さんが踊られるのを観て感動した、と。
天津さんも小柄なかただったけど舞台上ではとてもとても大きく見えて素晴らしかった。
自分も(ウタコさん)小さくていろいろ思った事もあるけど、これからは決して身長のせいにしてはいけないって思われた、と。
うーむ、剣幸の道の始まりだなぁ。
男役時代、舞台で小柄だと思った事一度もなかったんだよね、ワシ。
身長聞いてびーっくりした。
ワシとほぼかわらんやん。
ワシも男役できたん?
そこじゃない。
そんな身長には決して見えない芸の大きさと、舞台ごと包んでしまう包容力。
天津乙女さんにご覧になっていただきたかった。
あと、音校生の頃、甲にしきさんの「ポップニュース」っていうショーを観て目がハートになってしまった、と。
個人レッスンにも行かないで毎日大劇場で観てたそうです。
甲にしきさんがお好きだったのは聞いていたけど、ほんとにお好きだったのねぇ。
後に甲さんにお伝えしたら「そうかー」ってお食事に連れて行っていただいたりしたとか。
んー、なんかいいよね、そういうの。
ワシも音校生になって毎日ウタコさんの舞台観に通って目をハートにして、それをウタコさんにお伝えしてご飯に連れてってもらって「もうこれ以上食べられません」とか言ってみたい。
なんだよ、それ。