ミミちゃんのライブのお話の続きです。
ロマンチックコンサート。
「セピア色の写真」は最初は出る予定はなくて。
岡田先生から「踊ってもらえますか」って言われて。
幻想の中の人で、しかもセピア色の感じの人なので、お衣装はどんなのにしようかと凄く迷われたそうです。
「あの曲の雰囲気を壊すくらいなら、私は出ないほうがいいと思ってまして。」
とキッパリ言い切るミミちゃんの顔はいつものワシらの知ってるほっこり娘役の顔ではなく、舞台に真剣に取り組むダンサーのお顔で。
んー、かっこいいなぁと素直に思いました。
もしワシだったら、出られるんだったら雰囲気壊してでも何してでも出るで~!って感じやん。
だからオメエは舞台人にはなれないんだよって。
いや、なるつもりもなりたかったわけでもないもんね~べろべろべー。
ワシは誰と戦っているのか・・・。
そしてエンジ色っぽいお衣装を選ばれて、踊られたわけですが、踊っている時の手は震えていたそうです。
えー、あんなかたでもそんな事ってあるの?
なんか凄いねぇ。
そして一番大切にされている歌「一度ハートを失くしたら」を心を込めて歌われて。
何度聞いてもほんとに心に沁みます。
大きな瞳からポロリと涙が。
そして歌い終わった後、おっしゃいます。
「ついこの間、ビルに会ったばっかりだから、ここにビルの顔が出てきて・・・。」と、自分の目の前を指さされて。
「ビル・・・ウタコさんね。」
知ってます。
「それでちょっと涙が出てしまいました。」
だああああああ。
誰かこの子に座布団やってぇ~
笑点じゃないから!
とにかくロマンチックコンサートは嬉しくて楽しくて
「ウタコさぁん♡ウタコさぁん♡って感じだったんです」と。
いいよ、そんな感じでずっといればいいよ。
てか、いて!お願い。
それをウタコさんが「ミミ、何やってんの?」なんてクールに受け流されたりして。
ミミちゃんが「うふふふ」とか笑ったりして。
微笑み合ったりして。
あのね。
ぶっちゃけ、おばさん同士やん?(暴言)
って、ぶった切るつる友もいるんですけどね。
んで、ワシもそう思うんですけどね。
思うし、よくわかってるんですけどね。
まあ、いいじゃんね。
これで萌えられたら安上がりやん(関西人らしい発言)
そのロマンチックコンサート。
「スカイステージで放送されますよぉ。だって撮ってたもん。」
「見てねー。
アイラブレビューでハァ~って頑張って声出してるとこ、私もちょっと映ってると思うんで。
とか言うて、顔半分で切れてたりして。こんなん、こんなん・・・(と顔を半分に切る真似をして)
哀しいわ~アハハハ」
近所に住んで!毎日喋ろ!(やめとけ)
そして両頬を両手でギュッと包み込んで何か考えてらして。
ハッと気がついて「顔が丸いって?そんなんちゃうよ」
誰も言ってない。
ウタコさんの幻聴に怯える元相手役。
気の毒。
なんかトークのことばっかり書いてますけどね。
歌が凄いのよ。
まず歌い始める前にスッと雰囲気を作られる。
自分の世界をスーッと作ってしまわれる。
そしてその中で息づく歌を歌われるんですよね。
ただ、耳を傾けて聞いてるだけで、こんなにいい気持ちになれる歌い手はなかなかいないんじゃないかと、ワシはそう思っとります。
7月にはマグノリア、10月には東京でディナーショーなど、お歌を聴く機会はこれからもあるようです。
是非機会があればお出かけくださいね。
ってワシはどのポジションからセールスしてるんだ・・・。