今月は舞台芸術鑑賞月間。
皆様はいくつの劇場に足を運ぶ予定だろうか?
ぼくは六つの舞台を観る予定だ。
雲の切れ間から降り注ぐ日の光のようになんの前ぶれもなく私たちを包み込んだこの舞台芸術鑑賞月間。
ぼくはすでに二つのお芝居を観終え、この秋の日差しのような充実感を味わっているのだ。
これからぼくを待つ舞台にはどんな感動が出番を待っているのだろう。
さて今日までに観た作品を御紹介したいと思う。
①劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター」
友人の川畑幸香さんが劇団四季での初舞台とのことで浜松町にある自由劇場に訪れた。
コアファンでないとなかなか観に行かない演目ではないかと思う。
セリフはほぼ全て歌。
芸術の要素を色濃く感じる作品。
芸術だからといって決してわかりづらいことはなく逆に喜び苦悩のような感情をダイレクトに感じることができた。気がする。
とても感動した。
②踊れ場 3STEP「高円寺純情商店街でロミジュリ」
舞台キャッツアイで共演させて頂いた木村庄司さんからお誘いいただき観劇。
シェイクスピアの作品「ロミオとジュリエット」を高円寺純情商店街へと舞台を移して…
バカバカしく。そしてオシャレに。
役者を例のバルコニーにみたて、例のおーロミオ的なセリフをいう場面。
おしゃ…れ。
真夏の14時の太陽の様に容赦ないバカバカしいセリフの数々。
しかしそこにはバカバカしさだけではなく、物語の面白さもまた共存していた。悲劇。
ブログ冒頭よりどういう意図が込められているのかつかめない比喩表現や論文的文章…誇張はあるがまぎれもなくこの舞台の影響である。シェイクスピアの作品特有の、心の声まで声高らかに正面きってはずかしげもなく言い放つセリフへのオマージュである。
…大変充実した舞台芸術鑑賞月間を過ごしていると思う。
なおこの舞台芸術鑑賞月間は市川個人から自然発生したものである。九尾の妖狐がそうであるように。
しかし皆様にも伝染することを望む。
またお知らせしたいと思う。想う。
自分が写り込んでいる…。
キャスト掲示板の前で観客の皆様が口々にキャストの感想を述べている中、正面から撮影をする勇気がなかったのはまぎれもない事実である。
自分が写り込まないように撮影。一歩前進。
新宿伊勢丹にある和菓子屋さん「鈴懸」のモンブラン。
この断面をご覧いただきたい。写真に写る限り全て和栗ペースト。
和菓子屋さんのモンブラン…美味である。
舞台ではないにせよ、これもまた芸術であろう。
皆様にお知らせさせて頂きたい事が二つある。
なんと舞台出演が二本決まっている。
早く発表させて頂きたいのだが、情報解禁なるものがなされていないという。もどかしさ。
解禁になり次第お知らせさせて頂きたいと思う。想う。
今回の論文的文章が皆様の苛立ちを誘ってしまった事 深く謝罪させて頂きたい。
舞台芸術というものは人に書き慣れない論文的文章を書かせてしまうほどの影響力…楽しさがあることを改めて感じた。
以上
市川大貴