この記事は、穂吉のブログの「2012-08-17 16:30:00」にUPした『日本の神話95. ~第四部 大和~ =第一章 神武天皇=』という記事を再編成してUPしています。
最初のお話し 『日本の神話01』 前回のお話し 『日本の神話94』
その頃、神倭伊波礼毘子命様は、八咫烏の報告を聞き、宇陀を支配している一族との戦いに備えて会議をされておりました。
そこに宇陀の支配者の1人である弟宇迦斯(おとうかし)が、兄の兄宇迦斯より先に、天津神の御子の元へとやって来て、御前に拝礼し
『私は、この地を支配する者の弟の、弟宇迦斯と申します。この地の支配者で、私の兄の兄宇迦斯は、御子様のお使者を射返しました。さらに御子様を迎え撃つつもりで兵を集めましたが、集まりませんでした。そのため今度は、罠の仕掛けてある屋敷を作り、御子様に従うふりをして、その屋敷にお招きし、その罠で殺害しようと良からぬ企てをしております。この屋敷が完成した時に、兄宇迦斯はここに来るでしょう。しかし決して、兄宇迦斯の言葉を信じてはなりません。』
と御子様へ、忠告したのでした。
やがて兄宇迦斯の罠の仕掛けてある屋敷は、完成しました。
しかし自分の弟が兄の企みを告げに、天孫の元に行った事実を兄は知りませんでした。何も知らない兄宇迦斯は、罠が仕掛けられている屋敷に天孫をお迎えしようと、神倭伊波礼毘子命様の元へ参上したのです。
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おしまい。

