私が病気でつらい時に
友達が『普通に』接してくれて嬉しかったのは
『それもあなただよね』
と、ありのままの私を受け入れてくれている感じがしたから
『あなたが持っている、数ある面の中のひとつ、ただ一面が今は広く大きく見えているだけなんだよね』
『苦しんでいるあなたもあなたに変わりないからね』
と。
元気で楽しく笑っているのも私(の一面)
病気で死にたくて苦しんでいるのも私(の一面)
だから。
元気な面だけが私で、病気でクサクサしてるのは私じゃない、というのは違う。
人は多面体で立体物だから。
平面で一面だけじゃない。
弱いところばっかりでも
誰もが賞賛するような素晴らしいところばっかりでもない。
どっちもあって“私”だから
たくさんの面があって“私”なんだ
あなたも
いつも怒ってばかりと感じるあの人も
自分と合わないなぁと感じるあの人も
たくさんの面がある程、たくさんの方面から光を取り込んで、自分の内側から反射して(放出して)キラキラ輝けるのかもね。
自分がキラキラ輝けるから、周りも照らすことができるのかもね。
つらそうにしている部分は、それを経験することで
今よりもっと輝ける自分にしているんだね
だからつらいこと、苦しむことを経験するのは悪いことじゃないよ
大丈夫
その人はつらく苦しい面しか持ってないわけじゃない
たくさんの可能性の面を持っているから
信じて見守ろう
その人の素晴らしい面を思い出そう
それを本人に伝えてもいいし、
伝えなくてもいい
その人はみんなの力を借りて、自分で立ち直れる日が来ると
『信じる』気持ちがあればどちらでもいい
あなたが選んでいい
何があっても大丈夫だよ
何があってもあなたは立ち直れると私は信じているよ
今は落ち込みたければ安心して落ち込んでいいよ
今は泣きたかったら安心して泣いていいよ
今は死にたいと思ったら死にたいと思っていいよ
そこはまだ“途中”だから。
その人を『信じる』気持ちがあればいい
私は、私でも信じられなかった私を
信じて見守ってくれた人達に救われた
心からありがとう、と思う