最近、富士山周辺でいろんな異変が確認されています。
主なものをあげると
・冬鳥や鴨が居ない。
・登山者のコンパスが狂った。
・5合目から噴気が上がっていた。
・残雪の時期に見られる模様「農鳥(のうとり)」を1月31日に観測。
・昨年9月から地下水が異常に噴出し、山中湖で道路が冠水。
・降水量が多い年に見られる幻の「赤池」が出現。
・富士山周辺で地盤が隆起。
http://homepage2.nifty.com/h-shioi/Earthquake/GPS/Volcano_GPS_VerticalMovement.htm#Fujisan
・洞窟にコウモリが異常発生。
・河口湖でワカサギがまったく釣れず。アオサが発生。
上の写真は4月15日に河口湖畔で撮ったものですが、赤○のなかに細く白い筋が見えます。
何なのかわかりませんが、白い筋は去年まで無かったという声も。
水が出て凍ったのか?
こちらは5月10日の記事。東大地震研チームの調査により、富士山直下に断層が確認されました。活断層である可能性が高いそうです。
この断層は富士山の東南に位置し、現在日本列島で最も危険と言われている活断層「神縄・国府津-松田断層帯」と繋がっています。
この位置だと相模トラフとも連動しそうですね。
関連記事:もっと危ない活断層/神縄・国府津-松田断層~三浦半島断層群 武山断層
そして先週は、西湖でワカサギがたくさん打ち上げられたそうです。
何かの前兆でしょうか。
トヨタマヒメ富士日記 さま 「ちょっと怖い 西湖の異変 」
また、今年にはいって深さ15kmあたりで異常振動があったようです。上のグラフからわかりますが、1月末頃ですね。発生深度が浅くなってくると心配ですね。
詳しくは、 独立行政法人防災科学技術研究所の火山活動連続観測網 VIVA ver.2 富士山観測データをご覧ください。
こんな異変を繰り返しながら、徐々に体に感じる震動が出てくるんでしょうか。
今後に注意ですな。
さてさて。
前置きはさておき、だいぶ間が空きましたが
季節の素材を活かした和会席/湖楽 おんやど 富士吟景/富士河口湖温泉郷 の続きです。
異変とは関係ないですが、そういえば富士山の天然記念物「富岳風穴 」 を見てきました。
800mほど東側に、縦に深い「鳴沢氷穴」っていうのもあります。
風穴と氷穴の違いですが、どうやら縦穴が「氷穴」で、横穴が「風穴」らしい。
河口湖ICから139号線を西へ向かっていくと、精進湖の手前の左側にあります。
他に何もないのですぐわかりますが、住所は山梨県南都留郡富士河口湖町西湖青木ヶ原2068-1
駐車場にクルマを停めて青木ヶ原樹海を徒歩3分、料金所のおじさんに説明を聞いて、280円払ってさらに進みます。
粘性が低い玄武岩質溶岩に根を張る樹をジーッと観察しながら歩いて行って、入口の階段を降りて行きます。
入口を降りたところ。なかの気温は平均3℃だそうですが、異変のせいでしょうか?5℃でした。
天井が低いので頭上に注意。
いきなり氷の柱が。かなり寒いよw
氷の池。冷蔵庫のない頃は天然氷を積み上げて保存していたそうです。
カーテンみたい。綺麗ですが寒い
天井から溶岩に落ちた水滴が凍って氷柱が出来ています。
溶岩が完全に固まる前に壁面が剥がれて、丸まってできた「溶岩棚」
広範囲に銀色の反射を見せるところが珍しいのだとか。一番奥は天然の冷蔵庫。
昔はここに蚕の繭(まゆ)と種子を保存していたそうです。
しかし寒かったw
氷穴は深いからもっと寒いのかな。
もし行かれるときは、夏でも長袖のジャンバーをおすすめします。
ではでは。(番頭!さん風)