初盆経(個別)の大半が本堂で行い、連日多くの参列者が来られる。お供物やアレンジ生花が供えられ、お菓子は児童福祉施設や子ども食堂に寄付。生花は堂内各所に飾られ、寺としては大変助かっています。


法事に来られたAさん(当寺に納骨堂がない方)は、葬儀はお願いしたけど後の法事はしないという考えの方だった。しかし「ここの寺は会費が無ければ半強制的な寄付もない。寺の維持管理を考えると、法事での布施収入がないと大変だろう」と言われ、今後は法事を執り行うという考えに変わった。


法事をするかしないかは施主の気持ち次第だが、このように寺のことを考えて頂けるのは嬉しい限りです。多くの信者さんに支えられています。


営業の方が来られたが、声質がいいので『歌が上手そうですね』「歌は好きで、カラオケスナックで歌っています」『ママは若いの?』「若いママと年配のママの店に行っています」


それなら『年配のママなら、加山雄三の歌が喜ばれる』と営業の話はそっちのけ。『スッキリとしたい時には「その日海からラプソディ」「幻のアマリリア」がいい。それに•••』と十曲の推薦曲を紹介したが、熱心に書きとめていた。


「次回来る時までに覚えてきます!」人柄の良さが、うかがえます。最終的には商品ではなく人であり、寺も教義や格式では人が集まらないと思う。


おかげ横丁では日に数回の和太鼓演奏があり、タイミングよく聴くことができた。演者の打つ姿勢がよく、特に笑顔を絶やさない演奏は難しいだろう。


気合の入った和太鼓の音色(エネルギー)のおかげで、暑さや疲れが吹き飛んだ。このイベントは今後も、ぜひ続けてもらいたいですね。