当寺は各宗派が唱えるお経を、施主の家の宗派にあわせてお唱えする。ところが「うちの宗派のお経を勝手に唱えるな!」という僧侶が現れた。


私が学生の頃「お題目は我が教団のもの」と裁判を起こした某教団があったが、釈迦や宗祖は多くのありがたい言葉を残して下さった。


お経の優劣を言い合ったり取り合いをするのではなく、それらを毎日の生活の中で実行する事こそが、自ら命がけで仏法を説き広められた釈迦や宗祖に対しての恩返しだと思う。


浜松市のお盆参りに伺う途中、話題になった会社を発見した。大規模な社屋であり、維持管理には経費がかかり神経も使うだろう。


経営者は、年商を増やす目的で支店を増やす。店舗数や収入が増えるほど問題も増え、社員に対しては負担を強いる事になり、信頼関係が失われていく。


以前紹介したが「丁度よい」という言葉を思い出した。


【丁度よい】

お前はお前で丁度よい 顔も体も名前も姓も お前にそれは丁度よい

貧も富も親も子も 息子の嫁もその孫も それはお前に丁度よい        

幸も不幸も喜びも 悲しみさえも丁度よい

歩いたお前の人生は 悪くもなければ良くもない お前にとって丁度よい

地獄へ行こうと極楽へ行こうと 行ったところが丁度よい

うぬぼれる要もなく卑下する要もない 上もなければ下もない                          死ぬ月日さえも丁度よい


仏様と二人連れの人生 丁度よくないはずがない

丁度よいと聞こえた時 憶念の信が生まれます。


寺務員の娘が期間限定「大谷翔平ボトル」の「お〜いお茶」を早速買ってきた。「大谷っていうだけで美味しくて元気がでる〜!」同じはずなんだけどねぇ。


この大谷翔平さんは野球だけではなく、なにか不思議な力を持っています。