当寺は各宗派が唱えるお経を、施主の家の宗派にあわせてお唱えする。ところが「うちの宗派のお経を勝手に唱えるな!」という僧侶が現れた。


私が学生の頃「お題目は我が教団のもの」と裁判を起こした某教団があったが、釈迦や宗祖は多くのありがたい言葉を残して下さった。


お経の優劣を言い合ったり取り合いをするのではなく、それらを毎日の生活の中で実行する事こそが、自ら命がけで仏法を説き広められた釈迦や宗祖に対しての恩返しだと思う。