相談者が「うちの寺は護持会費が高いのです」と言われた。護持会費とは、寺の維持管理や運営などに使われ、檀家から会費をいただくのだが、中には寺業努力をして会費がない寺もある。

その金額を尋ねると、確かに一般的な会費の倍以上はしている。そこで一緒に来られた方が「うちはもっと高いわよ」と声を荒げた。

話を聞くと、戒名によって会費の額が違うというからビックリ!という事は、この寺院は戒名も金額設定があるのだろう。高い(字数が多い)戒名をつけるだけの財力がある家は、何倍もの会費が払えるだろうという考え。

『護持会費はおいくら払っているのですか?』「毎年3万5千円です」これには驚いたが、戒名と会費が連動しているのであるなら戒名の意義が問われる。

これでは若い方の寺離れの原因にもなり、住職や総代には檀家に頼らない寺院運営を模索し、健全な運営を目指して欲しいですね。
NHKで【ペットと高齢者  一緒に暮らし続けるために】を観た。80代の男性で、長年ペットの犬と一緒に生活をしていたが、一人で生活をする事が困難になり、老人ホームに入居が決まった。

男性は身寄りがなく、犬のもらい手が見つからず、苦渋の決断で愛犬を保健所におくった。「自分の家族を自分で殺した」と毎日号泣していた。

老人ホームに入った後も、ずっと毎日泣いていた。結局半年もたたないうちに、生きる気力を失って亡くなってしまったという。

施設長は「ペットと別れないで暮らす事ができる社会を作りたい」とペットと共に入居できる老人ホームを建設。「これで安心して死ねる」と毎日を楽しく暮らしている。

こんな施設が全国にあれば、ペットが殺されなくてすむ!
朝晩“おはぎ”の散歩に付き合うが、どうも愛犬“ チョロ”の絵が気になるらしい。この場所に来ては、ジッと見つめて大人しくしている。「あなたの後任です、よろしく!」かもしれない。

今から45年前、私の成人式には近くの新宿三越デパートでスーツを新調した。ネクタイの締め方も知らない頃であり、いま考えると坊主らしく衣姿か、それかジーパンでラフな格好でも良かったかな。

私はこれまでの人生で、楽な方を取るか、はたまた辛い方を取るかの分岐点に立ったときは、必ず後者を選んできた。「若い時の苦労は買ってでもしろ」は間違いなかったと実感している。

【若いときに流さなかった汗は、老いてから涙となって返ってくる】