日出本院および大分別院には、カジワラ•邦先生によるステンドグラス作品が多く収められています。特に、大分別院本堂の正面にあるステンドグラスは、「ダル・ド・ヴェール」という技法による作品です。
【一般的にステンドグラスに使われる厚さ約3mmのガラスではなく、約25mmもの分厚いガラスをハンマーでカットしてパーツを作り、レンズ状のエグリ(彫り込み)などの装飾を施し、セメントや樹脂で固定して一枚のパネルに仕上げる技法です。】
当寺と共に歩んできたカジワラ•邦先生のステンドグラス作品は、当寺の誇りであり、かけがえのない宝です。現在、先生は今月28日まで、別府市美術館にて「カジワラ•邦と仲間たちのステンドグラス展」を開催されています。