『今日のご飯は最高に美味しいね』「京都のAさんからお供えに頂いたお米よ」やはりそうだったか。だが私はこれで満足はしない。シュッシュッシュッと“圧力釜”で炊いて、もっちりと焦げができるご飯でないといけないのだ。

実はここだけの話だが、いま坊守は「おにぎりダイエット」を決行中。このダイエットは「運動をしてはいけない」であり、坊守は「私にピッタリなダイエットね」と喜び安心している。

このおにぎりは、ほかほかではなく常温であり、朝1個、昼2個、夜1個。この中には“おかか”“のり”“梅干し”“昆布”がよく、特に“おかか”は、科学的に効果絶大だという。

食べないダイエットはストレスとなり、おにぎり大好きな坊守は食べ過ぎなければ効果がある。皆さん、期待はしないで下さい。でも今回は本気です!
今日は彼岸の入りで、本院での法要が行われた。毎回この時は「六波羅蜜」の法話をさせてもらうが、誰にでも理解できる内容を心がける。

今日は初日なので「布施」の修行だが、布施の反対はケチ。倹約でのケチはいいが、他人から指差されるケチは困る。今回は六波羅蜜の反対を解説した方が、相手に伝わりやすいと考えた。

二日目の「持戒」の反対は、言ってる事とやってる事が違い、約束を守らない。

三日目の「忍辱」の反対は、耐えることなく、短気でヒステリック。

四日目は、修行期間の中日であり、先祖に感謝する日。

五日目の「精進」の反対は、努力をしないで、なまけ者。

六日目の「禅定」の反対は、自己の反省がなく、落ち着きがない。

七日目の「智慧」の反対は、品性がなく人に対して“ねたみ”“そねみ”“うらみ”を抱く。

『皆さまは、この中の一つでも思いあたる事はありませんか?次の春彼岸までに、一つでもいいから克服しましょう。それが先祖に対する供養であり、お供え物です』皆さん、うなずいていました。
先日全国から前向きな僧侶が集まり、充実したセミナーを受講した。講師から「おたくは無宗派といいますが、元は何ですか?」と聞かれたが、この手の質問は多い。

そのほとんどが、「以前の宗派は何ですか?」ではなく、「元となる宗派やお経は何ですか?」なのです。『うちは何方にも属さない、完全な無宗派単立です』この答えでは理解できなくて、言葉が足りないようだ。

禅宗の住職でありながら、「何宗のお経でも唱えます」と、真言でも題目も念仏も唱えていた方がこれまでに二人おられた。その一人はキリスト教の教会に行き、天理や金光も自ら進んで学んでいたが、最終的には神道を好み、最後はそこで亡くなられた。

その影響も少しあってか、他宗教や他宗派に対してのわだかまりがなく、私はどの宗派のお経でもありがたく唱え、讃美歌も歌う。

宗祖が素晴らしい教えを説きながら、それを都合よく歪曲していくのが組織だと思う。信者を増やせ、大殿堂をつくれ、寄付を集めろは、組織がそうさせる。原点に戻るときだと思います。