下の子はバンプオブチキン?のファンで
車に同行するときはいろいろなCDを持ってきます。
ラット・チキン・モンキー 動物系のグループばかり

私個人は
になんとか付いていけるかなぁ・・と。受験生の下の子は、
"
の曲は前向きすぎてつかれるわぁ
”ってその言葉を聞いた上の子、
”努力しているのが見れないあなたがムカつく
”お互い どんだけ~ なのかしら・・。

になんとか付いていけるかなぁ・・と。
の曲は前向きすぎてつかれるわぁ
”って
”中谷 雅夫 35歳 父親の経営する中谷共立自治医大の心臓外科の医師である。
この直営病院を関東に7つ持ち、付属の大学もある。その中で、父親の後を継ぐ一人である。
「実は、雅夫は19才の時にバイク事故を起こし左の脳を少し損傷しまして、リハビリで何とかよくなりましたが、
構音障害 が残ってしまいました。」
「あのぉ、それはどんな障害なのでしょうか?」
「簡単に言いますと舌とか唇とかほっぺたとか、そういった顔の筋肉とかそれを支配している神経とか
が、何らかの病気になると、動き自体がうまくいかなくなる。。。。そんな病気です。
雅夫の場合は脳の損傷から来るものと解っているのですがねえ。」
「ほほう、つまりは完治せず、麻痺ではなく言語障害にでてしまったってことですね。」
「それはそうですが、失語症にならずによかったですよ。」
「それは、分かりましたが死亡の原因ではないでしよう。。死因は心臓発作だと書いてありましたが??」
「ああ。。。そこの階段の2階から滑って転げ落ちたそうですよ。
その弾みで心臓発作を起こしたそうです。」
「ほうぅ。。。 部屋を少し見せては貰えませんか?」
「どうします、お父さん?」
「構わん。見せてやれ」
「じゃ、どうぞ2階へ」
横幅が2メーターほどあり、段差は10センチほど、奥行きは40センチぐらいか。
ふあふあと5センチほどの毛足をした絨毯がひいてある。。。
「これで、怪我など本当にするのだろうか。下まで転げ落ちるなんて、誰が試しても無理だぁ。
何でこんな嘘をつくのだろう。」
「ああ、気をつけたまえ君。。。今なら転んでも怪我はせぬだろうがね」
やられたぁ。。。。見越して先手を打たれてしまった。
後から直したと言われればグーの音のでない。
確かにこれでは警察も何も言えないし、多分上層部にも顔が利くのだろう。
「あっあっぱり結構です。そこまですることでもないし、報告に来ただけですから。これで失礼します。」
すごすごと屋敷を後にする羽目になってしまった。
しかし次の日、八重さんが気になる話を持ち込んできた。 葬儀まで後5日の事だった。
「大きな家だなぁ、門から玄関までどの位あるんだろう。」
僕の最初の印象だった。あれからすぐにご遺体のお宅に訪問させてもらった。
エンバーミングの処置が出来たと言う口実で、少し話を聞いてみたかったからだ。
門を入ると想像以上に広く、何台の車が止まれるのだろうかと思わず考えてしまったほどだ。
ベルを鳴らす。待ちかねていたかのように執事が出てきた。。。訝しげな表情とともに。
「何の御用でしょうか? 」
先に電話で連絡してあったはずでる。 その口調には。。お前さんなどが来るところではないっと言ってるようであった。
「あ、はい 葬儀屋の青井といいます。ご遺体の件で御当主の方にお話をと思ってまいりました。」
「では、こちらに。。。」 と妙にすんなり中に通された。
中は、シーンと静まり返っていた。 程なくして4人ほど男女が現れた。
一人は、確かに老人だ。 しかし、異様に威圧感があり、多分他の男女は子供達なのだろうか。
「どうですかな、真吾は??」
亡くなったご遺体。。 中谷 真吾 25歳 父親 中谷 権十郎 83歳 である。
「はい、エンバーミングに関しては、処置が完了いたしました。。。」
「他に、何かすることがあるのかね??」
するどい、ほんのちょっとの言い回しから何かを察知したようである。
「実は、遺体に複数の打撲の後と心臓発作に関してお聞きしたと思いまして。」
「それは君、。。。君は、警察の人間なのか??それとも、それをネタによからぬ事でも。。。」
「いいえ、ただ。。。少し気になっただけですから。 私は僧侶でもあるので、死の尊厳と言うか。。あの~。。」
「まあいい、雅夫! 話してあげなさい。」
背筋が凍るようなあの視線、優しい言い方に隠された鋭い言葉。 背中に一筋の汗がつ~~と垂れるのがよくわかった。
「おは~五郎。 ねえねえ、あれ良く見たの?? 大変なことじゃない。」
いつもの如く主語がない八重さん、 勢い込んで入ってきた。
「ちょっとぉ。。。何のことだい、八重さん。。。。」
「挨拶が先でしょ、もう、これなんだから小五郎わ~~。」
「あ。あ。。おはよう! で、僕は大五郎だし。 何の話だよ。」
「もう、そんなんだから、みんなにもそう影で言われるのよ。」
「だから、何の話なんだい。」
「まあ。いいわ。あのさ 昨日の朝、搬入されてきたご遺体のことよ。 あれ、もしかして事件にかかわっている
遺体じゃないの?? どこからの依頼なの??」
「ああ、あれは地元警察からの依頼だから。。検死も済んでるだろうし心配ないと思うけど。 確かに、かなり
打撲の後もあったけど。。。」
「五郎も気づいてたか。」
八重さんは、医者の免許も持っている。 あの遺体については、警察も疑問符を付けるぐらい事件性のあるもの
ではあったが、上層部からの指示もあったようで、早急の処理をしてほしいと。。口には出さなかったがそんな
対応だった。
「後で、遺族の所に行ってみるよ」と八重さんにはそういったが、自身も気になることがあった。。多分僧侶
としての勘のようなものなのかもしれない。