「おは~五郎。 ねえねえ、あれ良く見たの?? 大変なことじゃない。」
いつもの如く主語がない八重さん、 勢い込んで入ってきた。
「ちょっとぉ。。。何のことだい、八重さん。。。。」
「挨拶が先でしょ、もう、これなんだから小五郎わ~~。」
「あ。あ。。おはよう! で、僕は大五郎だし。 何の話だよ。」
「もう、そんなんだから、みんなにもそう影で言われるのよ。」
「だから、何の話なんだい。」
「まあ。いいわ。あのさ 昨日の朝、搬入されてきたご遺体のことよ。 あれ、もしかして事件にかかわっている
遺体じゃないの?? どこからの依頼なの??」
「ああ、あれは地元警察からの依頼だから。。検死も済んでるだろうし心配ないと思うけど。 確かに、かなり
打撲の後もあったけど。。。」
「五郎も気づいてたか。」
八重さんは、医者の免許も持っている。 あの遺体については、警察も疑問符を付けるぐらい事件性のあるもの
ではあったが、上層部からの指示もあったようで、早急の処理をしてほしいと。。口には出さなかったがそんな
対応だった。
「後で、遺族の所に行ってみるよ」と八重さんにはそういったが、自身も気になることがあった。。多分僧侶
としての勘のようなものなのかもしれない。