僕の名前は大五郎。
親父が焼酎が好きで、僕が生まれた時に、その名のボトルを手にしていたことからその名前が付いたそうです。
それを聞いた時は、思わず茶碗を落としてしまったほどでした。
そんな名前を付けられながらも、ビール一口飲んだだけでも心臓が口から飛び出してしまうのではないかと思う
ほどにバクバク状態なのに。。。。
家業である葬儀屋を継いだのが3年ほど前である。葬儀屋が嫌いで、僧侶の道に入ったが、引き受ける寺もなく
戻ってきたと云うのがホントのところではあるのだが。。。。
親父は、今でも社長でバリバリやっている。 そして、幼馴染の八重さん。どう云う訳かアメリカに留学しハーバ
ードに行ったにもかかわらず、葬儀屋でエンバーミングの技術者として帰ってきた。
向うでは、葬儀屋は医者になる事と同じぐらい尊敬され難しいらしい。
そのほか沢山の従業員達。。。。。それぞれに織り成す物語を、これから皆さんに読んでもらいたいと思っています。
どうか、よろしくお願いいたします。
葬儀屋 大五郎。


