去年の今頃は介護福祉士の受験資格に必要な実務者研修のスクールに通っていた。


10数万円の費用を払って、電車に乗って通った。


半額の補助金を申請するのに、ハローワークにも足を運んだ。


370円の介護福祉士試験の過去問のアプリをスマホに入れて勉強をしていた。


心臓が止まり、障がい者。

48歳という年齢。

アルコール依存症で衰えた脳。


勉強の内容が頭に蓄積されず、自分の記憶力の衰えを感じ続ける時間だったが、


“自分の人生には必要な勉強だから”と言い聞かせていた。


そんな1年前から考えていたのが

介護福祉士試験合格後の転職だった。


今の職場の介護施設『老健』は自分がずっと働きたい場所ではない。


「介護福祉士になったら、いま働いている職場をやめよう。」


次の仕事は何にするか。

ずっと考えていた。



    

転職活動に入りました。



私は「アルコール依存症」「依存的な自己」からの回復を目指して生きたいと思っている。


いまの人生があるのは目的があるからであって、

「目的の模索」と「生きる」が

自分の人生のテーマだと感じている。


相談援助実務に入る職場に


私の次の目標に必要なのは、

相談援助実務という仕事に就くことから始まる。


ただ、介護という仕事から相談援助実務に転職するのは難しいと感じていた。


任用資格の社会福祉主事を持った方が相談援助実務に就きやすいのではないか、とも考えた。


社会福祉主事の取得も時間が必要なため、一旦別の介護施設に転職して、そこで勉強しながら本命の転職に備えよう考えていた。


転職サイトで情報収集


私は現在、複数の転職サイトに登録している。


リクルート系、ジョブメドレー、介護系だ。


前職の食品加工会社をやめ今の職場に転職する際、登録をしたらサポートしてくれたからだった。


ジョブメドレーは転職の担当者が付かない、気軽な転職サイトだった。


そこで登録してオススメに出てきたのが9月に家の近所にできる(株)の「サ高住(ービス付き齢者向け宅)」だった。


「サ高住」は闇のある職場だと思っているが、家から車で5分という近さに惹かれ、面接を申し込んだ。


来月「サ高住」の面接を受ける予定になっている。


今回、私が転職を希望する時期は4ヶ月後の9月。


それまではまだ時間があるからと、

これまで利用した事のない転職サイトに登録をした。


担当者に相談する


転職サイトは担当者が付く場合が多い。


転職サイトにスマホで登録すると翌日に電話が掛かってくる。


先月、リクルート系に登録した時は、翌日の電話のあと、パソコンでのZOOM面談を30分した。


そこでは担当者が丁寧でなかったため、それっきりにした。


「サ高住」の面接は決まっているが、他の情報も欲しいと前回転職時とは別の介護転職サイトに登録をした。


翌日にスマホに着信があった。


仕事だったため出られなかったら、ショートメッセージが入っていた。


ショートメッセージで返信して、電話面談の日程を決めた。


介護転職サイトの担当者と


1回目の電話面談。

予定時間ジャストにスマホが鳴った。


転職サイトの担当者に、現在の就職状況、資格取得状況などを説明した。


初回だったから、私の希望条件の

「老健」「特養」は避け、それとは違う介護施設を希望する事を伝えた。


担当者は、私が自宅から20分以内に通勤でき、年収400万オーバーの介護施設を3社提案した。


中には年収480万の特養もあった。


2回目の電話面談の約束をして、20分ほどの電話が終わった。


2回目の電話面談


2回目の電話面談の約束時間はpm19:00だった。


ジャストの時間にスマホが鳴った。


LINEで担当者が施設を4社提案していたので、各社の説明を受けた。


介護転職サイトの担当者が丁寧に正確に私の情報を拾おうとしてくれるので、私は自分の希望を少し話した。


「ある資格を目指したくて、相談援助実務に就きたいんです。」


「介護職から相談援助実務の転職は難しいです。」こう返答がくると嫌だったから、相手をみての自己開示だった。


すると担当者は

「〇〇の資格を目指すなら、精神科病院への転職が良いのですが、Mさんは障害者施設に興味はないですか?」と聞いてきた。


「約束できる訳ではないと断りを入れないといけないのですが、障害者施設への就職から相談援助実務に入っていくのが、良いかと思います。」


「より給料の高い施設をピックアップしますので、日を改めて電話してもいいですか?」


担当者はそう言って40分ほどの2回目の電話面談が終わらせた。


そして今日は3回目の電話面談になる。


自分の人生の目的。


それは生まれる前に決めてきている。


ただ、生まれたあとには決めてきた目的を忘れているので探し当てるのが難しい。


今の私はそう信じている。


電話面談のあと、視界が開けた気持ちになったから、私の転職活動は順調だと思っている。






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