算数数学•教育関連の雑記
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先日の共通テスト、chatGPTに解かせたら文1のボーダーを超える実力にまでなっているそうです。
共通テスト、AIの得点率91% 東大文1のボーダー超える
この記事を見て、AIはそこまで進化しているんだなと思ったと同時に、
AIがここまで進化しているのだから、より一層、機械ができることは機械に任せて
人間ができることの能力がより一層求められる時代になっていくんだろうなと。
だから暗記力や解き方を知っているということには、機械に聞いてみれば答えを出してくれるのだから、そこに価値を見出すことは難しくなっていくのでしょう。
最近、受験算数や受験数学の問題が解けることにあまり価値を感じなくなってきました。
現に共通テストでもAIが9割近く取るのですから。
解き方を知っていることが偉いのでなく、解き方を使ってほかのことに応用する力がある方がすごいことではないかと。
つまり、これからの時代における人間とAIの役割について考えると、今後人間に求められることは、AIが得意とする領域を補完する能力やAIでは難しい分野での創造性や批判的思考の発揮に関連していると思われます。
まず、AIは大量のデータ処理や正確な情報抽出、パターン認識に優れており、今回のテスト結果からもその能力が証明されています。これは特に定型的な知識やテストのような問題解決には非常に効果的です。
しかし、AIがまだ苦手とするのは、抽象的な思考、感情的な理解、倫理的な判断、そして創造的な問題解決です。
したがって、人間には以下のようなスキルが今後ますます求められるでしょう:
批判的思考と倫理的判断:
AIが提供する情報を鵜呑みにせず、正確性や適切さを見極める能力が重要です。また、AIによる判断に対する倫理的な検証も人間の役割です。
創造性:
AIが自動化しきれない部分、例えば新しいアイデアを生み出すことや、従来の枠にとらわれない思考が必要です。芸術、デザイン、戦略的計画などでは人間の独自性が求められます。
コミュニケーション能力:
AIが自動で情報を処理することは得意でも、感情や文化的背景を理解して共感し、適切に伝達する能力は人間にしかできません。
柔軟性と適応力:
急速に進化するテクノロジーに適応し、AIとの協力関係を築く能力が求められます。特にAIの進化を見越して、より価値のある業務を創造する能力が重要です。
このように、AIが得意とする作業を活用しつつ、人間にしかできない部分に焦点を当てて、今後の社会における役割を再定義することが大切だと言えるでしょう。
大学入試においても、問題が解けることの重要性はますます低下していくと思います。
だからといって、勉強をしないでいいのではなく、学ぶことによってAIに指示を出す能力と結果をどのように組み合わせたり活用したりすればいいかという上記の4つの能力がますます重視されていくのだとこの記事を読んで思いました。
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