中学への算数は今年で創刊30周年だそうです。
色々な塾の先生が、算数にまつわる寄稿を寄せています。
なかなか通常の紙面では見られない、受験算数に対するコメントが書かれていてこれは必見だと思います。
「久々に立体図形の本格的な問題を出してみました」という編集部のコメント通り、
10月号の中数オリンピックはなかなか手ごわいです。
(24時間テレビを観ながらですが、最後の最後でまだ解けないでいます)
この四角垂の切断の問題は高校受験でも大学受験でも出題されます。
高校受験だと切断面の1点が底面の頂点と重なるケースがほとんどで、この問題のように全ての点が側面の辺上にあるケースは見たことがないので、そこがこの難しさと思います。
この四角垂の切断問題では、ある重要な性質があることを問題の背景にしているのかなと思っています。
その背景は分かりますか?
高校受験生であれば、知っておくとこのような問題だと瞬殺技の一つです
ところで、
8月号のこの問題はどうやらかなり難しかったようで4名の応募者のみだったようです。
筑駒、西大和や東海中が好きそうな問題設定です。
コメントにあったようにPN:MQ=1:3の使い方がポイントでした。
この1:3の使い方は小学生は苦手だろうとコメントしてしましたがやはりそうだったようです。
過去にこういった類の問題が出題された時には応募者も正解者も少なかったです。
難関校志望者はもし10月号を購入の方は、考え方を確認しておくといいと思います。
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