この日曜日は算数オリンピックの予選会があったようですね。
純粋に算数や数学の問題に取り組む時間を楽しめる機会があるなんて羨ましいです。
好きな子にとってのその時間は勉強の時間ではなくて、余暇の時間にすぎないのです。
私はというと先週の木曜日から体調を崩し、コロナ陽性で昨日までずっと家で隔離かつ寝てました。
熱などは出ず、とにかく倦怠感と筋肉痛で体がいたくて寝るのもつらかったです。
まる子も奥さんも私の発症後に陽性となり我が家では3人陽性。
昨年のGWに子鉄1人がコロナにかかったのと逆のパターンになりました。
ところで、8月号の表紙が出ていました。
算数オリンピック予選レベルの問題ですね。
予選突破できる力のあるお子さんなら瞬殺問題でしょう。
【問題】
4けたの1□□2の各位の数の和を〇とする。
1□□2は〇と〇+1と〇+2のすべてで割り切れる。
そんな4けたの数を答えなさい。
少し問題が意地悪(勘違いするかも)かなとは思いますが、すぐに8通りに絞られて、そこから答えが1つすぐに見つかりました。
この本が届いたので読み終えました。
「問題解決のための10の発想法」として以下の10の発想法を紹介しています。
私がいつも使っているアプローチ法なので目新しさはありませんが、逆に言えば、普遍的なアプローチと言えます。
1.逆を考える
2.情報を図や表にする
3.差や比を考える
4.思考実験をする
5.法則を見つける
6.解析と俯瞰
7.周期性の利用
8.対称性を使う
9.言い換える
10.評価する
私はなるべく「解き方」は教えたくありません。解き方を理解することで、次はできるようになった気になるのですが、たいがいは解き方を覚えているだけ。
教えるとしたら、「目の付け方」「目線の置き方」です。問題に取り組むときの目線です。
よく「問題をよく読みなさい」と言いますが、
解けない場合はだいたい問題をよく読んでいませんし、目線が合っていないので読み込めていないのです。
この表紙問題もこの10のアプローチのどれかを使えばすぐに解けますが、その前に「どこに目線を置くか」。
この目線の置き方を身に着けたら、あとはこの10のアプローチ(テクニック)を駆使するだけです。
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