(その1)算数オリンピック委員会が選んだ2023年中学入試問題3問(小4,5レベル)
(その2)算数オリンピック委員会が選んだ2023年中学入試問題
今回は浦和明の星女子中学校の論理の問題です。
問題としては小4、小5レベルです。
単元の先取り学習よりも小4、小5のうちはこうした論理問題をしっかりやると、問題を解く時の論理展開に役立つと思います。
こういった論理問題は解き方を習うものでもないし、解き方があるものでもないので。
(1)4→1→5、1が出た時はA,Bの総とっかえですね
B(1,2、3,6,7,9)
A(4,5,8、10)
(2)ていねいに考えると
A(2,4,6,8,10)⇔B (1,3,5,7,9)
A(2,3,4,8,9,10)⇔B(1,5,6,7)
A(2,3,9,10)⇔B(1,4,5,6,7,8)
A(2,3,5,9)⇔B(1,4,6,7,8,10)
A(2,3,5,6,9)⇔B(1,4,7,8,10)
これを書き出さずに考えるとしたら
1~6までで割るのだから7~10までのうちで
7は1しか割れないし1は1しか割れないからペア
8は1,2,4で割れて、4は1,2,4で割れるからペア。(2は1,2)
9は1,3で割れて、3は1,3で割れるからペア(6は1,2,3)
10は1,2,5で割れて、5は1,5で割れるからペアでない
と考えれば3組とわかる
(3)4回さいころをふってすべて違う目、Aに6個、Bに4個
Aに1と10が入っている
1は1しか割れないからAに1があるということは1は出ていない。
10は1,2,5で割れるが1は出ていないから2回割れるものが出ればAにある。
2と5が出ているので、あと2回は3,4,6のうちの2つ。
2と5が出た段階で
A(1,3,7,9,10)⇔B(2,4,5,6,8)
となる。3だとA2個、Bで1個ずつ交換。(3と6と9)
4と6だとBから2個Aに移るので、Bから1個Aに移るには
3でA(1,6,7,10)⇔B(2,3,4,5,8,9)
4でA(1,4,6,7,8,10)⇔B(2,3,5,9)
で条件を満たす。
答え (1) 4,5,8,10
(2) (1,7),(3,9),(4,8)
(3) 4,6,7,8
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