2ヶ月前のネタでダラダラと続いた今回の記事。
ようやく終点に辿り着くことができそうです。
津では近鉄からJR線に乗り換えます。
次に乗るのは特急『南紀6号』名古屋行。再びキハ85系ワイドビュー車両に乗ります。
我ながら物好きだと思いますが、好きなものは仕方がありません。
日本で1番短い駅名で、平仮名だと一筆で書けてしまうシンプルさ。隣の駅は『阿漕なことしてまんなぁ』の語源の元となったと言われる阿漕です。
特急『南紀』は普段は2両編成での運転ですが、この日の『南紀6号』は4両編成と昔の長さでやって来てくれました。利用率が低いので仕方がないと言えばその通りなのですが、これくらい長くないと特急らしくありません。
隣には亀山へ向かう普通列車のキハ25系。
特急『南紀』も近々ハイブリッド車のHC85系に置き換わる予定だそうで、こちらの全線乗り納めもしておかなければなりません。
この日に乗車した車両は普通車のキハ85-14。
自由席ながらパノラマが楽しめる車両です。
運転席後ろの座席が空いていたので、名古屋までこの場所に陣を取ることにします。
朝に乗った特急『ひだ』の座席も運転席後方の座席でしたが、貫通型車両だった為、前面展望はできるものの障害物が多かったですが、こちらはパノラミックウィンドウで遮るものがほとんどありません。
気持ちの良い座席です。
名古屋へ向けて津を発車した特急『南紀6号』は、線形の良い第三セクターの伊勢鉄道線を特急らしい速度で走り抜けます。
また、高性能な気動車キハ75系で運転する快速『みえ』ともすれ違いながら四日市を目指します。
タンク車がこちらにお尻を向けて出発を待っています。
貨車が主役のような四日市に再び到着。今まで通って来た伊勢鉄道はここから津へ伸びています。
口を大きく開けた鉄橋の怪物が続く木曽三川を渡り、力強いエンジン音に心地よい振動を身体に受けて愛知県へ進入します。
笹島のあたりで名駅のビル群を前に見てゆっくり進みます。この辺りの変化の激しい景色は前面展望ならではの楽しみです。
元々3分ほどの遅れを持って走っていましたが、名駅進入の際に停止、徐行を繰り返した為、さらに遅れましたが、無事に終点の名古屋に到着。
隣のホームでは信州は長野からやって来た383系特急『しなの』が出迎えてくれました。
ワイドビュー車両同士の並びに嬉しくなるのはマニアだけでしょうね。
特急『しなの』が回送された後、乗って来た特急『南紀』、大好きなキハ85系が回送としてホームを離れるまでじっくりと眺めてました。
散歩自体は短いものの、ダラダラと続いた今回の記事はここでおしまい。終点です。
また、近江鉄道、四日市あすなろう鉄道、そしてキハ85系にはそれぞれ会いに行こうと思います。
他愛もない記事へのご乗車、お疲れ様でした。