前回からの続きで「筋肉が固まると腰痛になる」その原因について書いていきたいと思います。

 

前回書いたように、体幹からの骨格主導ではなく、手足の筋肉に頼った動きでは筋肉への負荷が強く身体を壊してしまいます。

しかも身体が成長する事によって筋肉に頼った動きを無意識に行ってしまっているのです。

 

そして人間は身体を守るために無意識に筋肉を使う能力があります。

 

 

 

例えば急に物が飛んで来た時や驚いた時、人間は無意識に身体の筋肉を緊張させて固め身体を守ろうとします。

 

これは視覚や聴覚などによる自己防衛本能の反射で、つまづいた時に手や足がとっさに出るのと同じで、考えてから動くものではありません。

しかも、これは脳が傾いたり、急激に脳が揺れたり、平衡感覚を崩す事でも自己防衛本能による反射で筋肉が緊張してしまうのです。

 

自分の意識とは関係なく、身体の異常を感じとった時、筋肉は身を守るために緊張するのですが

残念な事に「力を抜く事」は無意識に行う事が出来ないのです!

 

つまり

 

身体は無意識に筋肉を緊張させる事が出来ても、緊張した筋肉を緩める事は「意識的に」行わなくてはいけないのです!

 

無意識に力み緊張した筋肉をそのまま放置すると、力み固まった状態をキープしたままとなり、筋肉が硬直してしまいます。

 

硬直してしまうまで無意識である為、その状態から動き出したり別の姿勢を作った時に初めて硬直してしまっている事に気が付きます。

身体を動かす事で伸び縮みするはずの筋肉が固まってしまっているので、動かない筋肉を無理やり引っ張ったりすることで筋肉の細胞を傷付けたり、結果的に別の場所に負荷がかかるのです!

 

続きは次回

 

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「座る」について

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