教師歴30年の現役教師が
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おおぬまゆかり（ゆかりん）です。
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昨日のテルテル坊主さんのお話には
続きがありました。
子ども会議の後、
子どもたちが作ったテルテル坊主。
小さい組の子が壊しちゃったんだそうです。
先生も一瞬焦ったそう
でも、作った本人に、
きちんと話した後、
「どうしたい？」
と聞いたら、
その子は、
「元通りになおす。」
と言ったので、
「どうやってなおす？」
と聞いたら、
「セロテープ。」
というので、セロテープを持ってきたら…。
それを見ていた周りの子どもたちが
「私も手伝う。」
「私も」と集まって、
パズルを組み合わせるように、
張り合わせて・・・。
テルテル坊主がもと通りになったそう。
その時、
テルテル坊主を作ったその子は、
「ありがとう。」
と自然に口にしたそうです。
小さな子どもでも、
大人が何も言わなくても、
自然とそういう行動がとれるのです。
私たちって、
「子どもだから」
そんな目で、わが子を見ていませんか？
「どうしたい？」
と聞けば、ちゃんと自分の意見も言え、
手伝いたい子は、自然と手伝える。
あ～、素晴らしいですね。
そんなふうに
大人が手出しし過ぎずに見守っていると、
子どもたちは、本来持っている能力を
きちんと発揮するのだなぁと
改めて感じた出来事でした。
子どもには力がある。
それを大人が信じて見守る。
そのスタンスができたら、
子どもたちは、もっと力を発揮できそうですよね。
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