脳の特性を活かしてリピーター化を狙う
今日は「アンケート」について書いておきましょうかね。
飲食店はとくに、テーブルにアンケートのお願いが置いてあるところが多いですよね。
これもお客さんとのコミュニケーションなので、無いよりあったほうがいいと思います。
でも、
どんなふうに質問するかで超マイナス効果になってしまうので注意してほしいのです。
アンケートで聞いちゃいけないのが「至らなかった点」なんです。
「当店のダメだったところを教えてください」って、お客さんの思考を強制的にダメな点に向かせちゃうんです。
すると・・・
そういえば、テーブルがちょっと汚れていたかな、店員さんが来るのが遅かったかな、椅子の座り心地がちょっと悪かったかな、店内の温度がちょっと・・・
って、至らなかった点を強制的に探し出します。
アンケートを書き終わったお客さんの感情を想像してみてほしいのです。
どんよりしていると思いませんか?
(何でこんなダメなお店に来ちゃったんだろう・・・)
そんなことすら感じてしまっているかもしれません。
アンケートはこの逆をやってほしいのです。
当店の良かった点を聞かせてください!スタッフがさらにやる気になります!って。
すると・・・
・スタッフさんが優しかった
・スタッフさんが元気良かった
・店内が清潔感があって良かった
・ゆったりとしたスペースでくつろげました
・BGMが癒された
って良かった点を思い出そうとしてくれます。
このときのアンケートを書き終わったお客さんの感情を想像してみてほしいのです。
あ~、良いお店を発掘できて良かった♪ってほほ笑みを浮かべている姿が想像できますよね。
自己催眠にかかってもらうのです。
俺の選択に間違ってなかった!
優良店だったなぁって。
パチンコ店さんのように多人数を相手にする場合は、コンパニオンに協力してもらってアイパッドを使ったアンケートを実施すると、なんかお祭り感も出るし良いと思います。
(ご要望があれば質問作成から提案させていただきます)
人間の脳の特性として、質問された瞬間、自動的にそれについてフォーカスしてしまうことを上手に利用しましょう!
これは、部下育成や人間関係にも応用できるコミュニケーションスキルです。
★お気軽にお問い合わせください★
※お店づくりに関することもパートナーとして協力させていただきます!
読むだけで自己肯定感がアップする♪
今日もお読みくださりありがとうございました♪
DAIDO PROACTIVE
㈲ダイドープロアクティブ