台千十二話 | 台所放浪記

台所放浪記

料理とか随想とか

前回、二分の一で書いた内容が少し舌足らずだったように

思われたので、少しだけ補足説明を加えます。少年の心(部分)と

いうのは、精神年齢とは関係のない倫理観念のようなイメージで

使用した表現です。良くない例えになるんですけど、小学生や

中学生ぐらいの子で、利得のために他者を騙したり陥れたり、

あまつさえ違法行為に手を染めたりして良心の呵責に駆られない

人がいたとすると、自分はそういう子どもを見て、大人びている

なあというよりは、成長は別にして老けている、つまらない人間

だなあと感じます。自分はそれの逆を行きたい。

 

話は変わりまして、最近ネットで見かけた猫の動画。

ttps://www.youtube.com/watch?v=9q21dT0OYVQ

【積極的に挨拶に行く子猫を~】

生後二週間ぐらいのサバ虎の仔猫が出てきて、むちゃくちゃ

かわいい。野良の生まれではない家庭生まれの子らしく、警戒心

なしに大人の猫にどんどん近づいていきます。かまわれる側の

サムネイルに写っている若い白いオスの子が、優しく接している

というよりは、努めて地を出さない、自分全開にしないように

している様子というのが、すごくかわいいなあと思いました。

表情や様子から(相手は子どもだから、子どものやる事だから…)

という心理的葛藤のようなものが読み取れるようで、

実際の猫の心中というのは、はっきり言って分かりませんが、

いい子だなあと。

 

他の動画で、仔猫3匹の見守り役をさせられていた若いオス猫が

いて、お役目中は真面目などちらかというとおとなしい感じの子

だったんですけど、飼い主さんがご褒美に1対1で猫じゃらしで

遊んであげた際に、狂ったようにじゃれついて、実はけっこう

フラストレーション溜まってました?というのがあって、猫は

対人的にけっこうというか、かなり空気を読んでいるなあと。

犬のように先回りする感じの読み方ではなくて、あくまでも

受け身の読み方。かわいい。