台八百五十六話 | 台所放浪記

台所放浪記

料理とか随想とか

年末の買い出しに出た際に漁港の駐車場で配っていた

カレンダーを車の後部シートに乗せっぱなしにしていて、

思い出したので飾ってみました。

 

全体と冬の部の拡大。ややピンボケ。

恒例にしている年末の買い出しで刺身と鯛のアラを購入できて

満足でしたが、ここの漁港での買い物の本当の妙味は、

地場で揚がった魚介類が豊富で、価格も控えめな平日にある

と思っています。大型連休中は、県外からも多くのお客さんが

来る都合で品を切らす訳にもいかないのでしょう、地場以外の

漁港から回ってきたマグロやブリ等も売っていて、仕入れに

引きずられて値段もやや上がります。それでも街中で買うよりは

安いし鮮度も良いので文句はないです。

 

昨年と一昨年の買い出しで見かけたお値打ち品は本マグロの頭で

、刺身の冊を取るために漁港で捌いた、人間の頭よりも大きな

一抱えもあるやつが6つあって、1個800円(税込み)。

下記リンクの動画では、NYのスーパーの解体ショー後に競りで155$で買われていて、それと比べるとめちゃくちゃ安いです。

ttps://www.youtube.com/watch?v=H3yjp8KTMG4

 

頬や脳天の肉が取れたり、兜焼きの材料になるはずですが、

捌くのに広い台所が要るのと、後始末がすごく大変そう。

家の外部に大きな魚を捌ける流し台のようなものがあって、

生ごみの処理にも困らない環境であれば、

いつか買ってみたいところ。