とうとう大晦日です。一昨日の仕事納め直後から酒肴の準備や
料理に取り掛かっておりまして、とても順調に進んでいます。
1日2日しかない休日と違って、余らないかなとか使い切れるかな
とか考えずに、必要なものをガンガン購入して、好きなように
料理できて楽しい。
早速作った鯛のアラ煮。湯通ししてから、表面の鱗と残っていた
血やワタをきれいにこそげ落として水洗いしたものを、
醤油+みりん+砂糖の濃い煮汁で一気にがーっと煮つけました。
薬味で柚子の皮と生姜。累計で6回目ぐらい。初期と比べると
鱗の取り残しや生臭みがほとんど無くなっていて、作り慣れて
きています。カマの周りの肉は胴体の部分より美味しいぐらい。
こちらは先に作った煮しめです。蓮根、牛蒡、こんにゃく、
鶏もも肉を炊飯器で煮てみました。先に蓮根と牛蒡だけを炊飯器
で下茹でして、茹で汁で鶏肉を湯通ししてから、2回目で水、
酒、顆粒だし、塩、醤油少量を合わせた調味液とほぼ生の鶏肉、
こんにゃくを全部放り込んで、スイッチオン。思い描いた通りの
薄味の出来上がり。炊飯器調理の場合だと、先に味付けを
バシっと決めた煮汁に下茹でした具材を入れる煮方と違って、
最初の塩分は多すぎさえしなければアバウトでいいので、楽ちん
です。煮汁が煮詰まっていく途中で、味見をしながら少しずつ
塩分を増やしていって、ここまででオーケーというところで
スイッチを切って、あとは自然冷却で味を煮含ませて完成です。
お正月の食材で薄味が美味しいものといえば慈姑(くわい)で、
出来合いのおせち料理には必ず入っているはずですが、
自分がホームにしている店では見かけません。百合根というのも
最近見かけなくなりました。大きくて品揃えのよいスーパー等で
探せば入手できますが、独り者の自作の最小限構成だと
選択されにくいオプションですね。
夕方頃に年内最後の更新を予定しています。