よりかかる | おじゅっさんの日々

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高松市・真宗興正派大乗寺住職のブログ。
香川徳島をまたにかけて、何屋さんかわからないような
日々を奔走中!

今日から3日間高松興正寺別院の
 
報恩講
 
が厳修されます。お参り
 
 
 
京都から本山興正寺のご門主様も
こられて、親鸞聖人の命日の法要を
営むわけです。
11月頃から続く各寺院での報恩講や
京都の本山での報恩講もここが最後。
これが終わらないとホッとできません。あせる
 
 
さて、今年のポスターはこんな感じ。
ことしのテーマは
 
よりかかる
 
です。
 
 
 
南無というのは「心から敬礼します」
という意味ですが、親鸞聖人は
「よりかかる」という注釈をつけています。
ですから南無阿弥陀仏というのは
阿弥陀様によりかかる、身をまかせる
ということ。
 
 
船のうえでのんびり居眠りをしている
カエルは、心から船を信頼して、
水のうえでも不安も持たずに、
安心して身を任せている姿とも、
船のおかげがあることに気づかずに
ぼーっとしてる姿とも受け止められますね。ニコニコ
 
 
いずれにしても、親鸞聖人の歩んだ道を
表しているものです。
この3日間、私はバタバタと慌ただしい
時間をすごすことになりますが、
それを支えてくれているものがあること
をこのポスターを目にするたびに
気付かされそうです。びっくり