リリウム感謝祭・二輪咲きを見てからの考察・疑問について 前編 | 人生を無駄にするんじゃないブログ

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基本はハロプロを中心としたイベントやライブの感想ブログです。
他にも映画・読書・漫画・雑記等、も加える予定です。キーワードはとにかく思いついたら書いてみる事です。
最近は人生の岐路に立たされてるのでそれ系の内容も・・・。

リリウム感謝祭を経て繭期が再燃してしまったので、また少し日記にしたいと思います。
この意欲を普段から出せば良いのに。前後編くらいに分ける予定です。

今回は、「二輪咲き」を見ての考察・または改めて疑問に思った事をば。

ほとんど 全てがトンデモ推論ですが、とりあえず浮かんだものは記しておきたいです。
主に「考察」と「思った事」で分類して書き記して参ります。(相変わらず長文・悪文)
個人的主観・思い込みが多分に入り混じっておりますが、ご容赦下さい。

①ファルスのクランでは、剣の授業があったのか。
(思った事)


いきなり「二輪咲き」関係ないのですが、SPECTERをボーッと見ながら
「ヒューゴ達は強いな、何でだろ。」と考えていました。しかし思えばクランでは剣術の
稽古が授業としてあったから当然なんですよね。ヴァンパイアハンターと渡り合うんだから
皆、そこそこの腕なのだと思います。

ではサナトリウムクランではどうなのでしょう。
ファルスのクランにはティーチャーがおらず、監督生がその代わりをしています。
本編で「歴史の授業」という言葉はありましたが、その他の授業については伺えません。
なので剣などの武術の授業があったかも不明です。

しかし、クラン生はマーガレット達やキャメリアなど短剣の所有率が高いです。
さらにラストのリリーによるクラン崩壊シーンでは全員が己の短剣で互いを刺しあいます。
これは個人所有で無かったとしても、クランには多数の剣があったという事だと思います。

そう考えると、剣の稽古があった可能性も否定しきれず、ムチを持っている紫蘭辺りが
担当していたのかも知れません。彼女はマスケット銃も所有していたので、
武器のイメージも強いです。イニシアチブを取られたマーガレット達もある程度は
剣が使えていたので剣の嗜みがあった可能性はあると思いました。

ならば男子寮では監督生のファルスとキャメリアが剣術指導を・・・?
ファルスは元々、ギムナジウムでも名うての剣使いだったので立派にこなしていそうです。

ただ、永遠の時間を過ごす友を育てる目的のクランで、想定外の死に繋がる可能性のある
稽古をファルスがさせるかを考えると、少し微妙な所ですね。

9/4追記:
考えてみれば、剣は男性ヴァンプの必須項目であり女性ヴァンプは
別のカリキュラムで動いてる可能性のが高いですね・・・。
教養・歌・ダンス・作法が男女共通の素養ならば、
男性のみ+武術稽古になる感じなのかも。

②ピアーニーは古株なんじゃないか説(考察)

ピアーニーは「二輪咲き」で初登場したクラン生の少女。(演ずるは野中美希)
他のメンバーを「お姉様・お兄様」と呼ぶ事から、後輩の立ち位置にいると思われる
キャラクターです。そんな彼女は劇中でウルの適合試験に選ばれてしまいます。

しかし、何故に彼女が選ばれてしまったのか。
もしも、ウルの投与年数が長ければ長い程、実験の成功率は高まる。

ファルスがそう考えられているならば、クランの古株でありウルの摂取期間が長いであろう
スノウやリリーが実験台に選ばれてもおかしくは無いと思いました。

そんな彼女らを差し置いてピアーニーが選ばれた事を考えてみると、もしかしたら
ピアーニーもスノウやリリーと同じくらいの期間クランに居たのではないか。
同じくらいの年数、ウルを飲み続けてきた人物では無いだろうか。
そう考えてしまいました。

後輩キャラでも、見た目が一層幼くても、肉体の老化が止まった年齢が
若いだけで実際に生きてきた年月とはまた別問題です。

もしそうだとすれば、彼女はクラン創設時の写真に写っていたメンバーの1人かも・・・。

無論、実験対象者の選定基準が投与年数と無関係の可能性も十分にあります。
その場合はこの説は完全崩壊します。

③ファルスにとってのウル・デリコの存在(思った事)

①と関連し、息絶えたピアーニーへ告げた「君もウルにはなれなかったか」のセリフ。
この事からファルスが亡き親友であるウル・デリコに強い思い入れがある事が伺えます。
「二輪咲き」ではLILIUM本編では描かれなかったウルへの思いや、「星を掴む」など
ソフィ・アンダーソンとして描写が多かった印象です。

特にピアーニーを刺した後に叫ぶ「死ぬな!君は僕が助けて見せる!!」の言葉。
あれはTRUMP劇中で息絶える直前のウルを助けようと叫んだセリフと同じです。

そして、ウルが死に際にソフィに告げた言葉。
「もしも生まれ変わったら、僕は君になりたいな。」
この言葉がファルスの心に強く残ったのかもしれません。

自分とは不老不死の存在。ならば、自分と同じ不老不死の存在を「作り上げる」。
それこそが生まれ変わったウル・デリコの姿。
だからこそ、死んだピアーニーへ「君も僕にはなれなかったか」と落胆し、
イニシアチブへ抗体を持ち始めたスノウを「君は僕になりかけているのか!」と喜びます。

永遠の時を過ごす友を作りたい。
彼の友とは永遠に生きる少女達、そして彼女らを通して再会できる
ウル・デリコの事なのかもしれない・・・と考えました。

④新登場キャラのその後は?(考察)

ピアーニー以外に、「二輪咲き」初登場の人物は6人存在します。
チャイブ(尾形春水)・ペチュニア(羽賀朱音)・ヒマワリ(室田瑞希)・モンステラ(相川茉穂)
カンナ(牧野真)・オダマキ(生田衣梨奈)になります。

彼女らは「LILIUM」本編未登場です。その理由を考えてみると・・・。

A:「二輪咲き」から「LILIUM」の間で亡くなっている。

この場合、一番ありうるのはファルスによるウル適合実験に選ばれてしまった
可能性だと思います。つまりピアーニーと同じ末路ですね。
LILIUM本編の回想では、両手を吊られた状態で喉を裂かれて亡くなる実験体の姿も
描かれているので、彼女らがその娘に該当するのかもしれません。

それ以外に、不意の事故死や血気の荒い繭期同士の諍いで死んでしまった可能性。
特に事故に関してはいくらファルスのイニシアチブでも防ぎようがありません。

ただ1つ言える事は、彼女らはLILIUM本編50年前まではクランに存在していたという
事実と、彼女らはファルスのイニシアチブに抗体を持っていなかった、という事です。
(ピアーニー殺害とスノウがファルスと同化を始めるのが本編50年前、そして彼女らは
ファルスのイニシアチブで完全にピアーニーを忘れてしまっていた)

B:「LILIUM」本編時も生きているが、モブ扱いになっている。

本編でもクランにはリリー達、役名がある者以外にも一般クラン生がいます。
※劇中歌「繭期のティーチング」に登場する少女たちは役名では無く、クランにいる
その他のクラン生扱いになっている、とオーコメで末満さんが明言。

なのでペチュニア達も本編ではその一般クラン生として過ごし、
ラストのリリーのイニシアチブにより死亡という流れもあり得ます。
ただ、だとすると「二輪咲き」でマーガレット親衛隊だったヒマワリとモンステラが本編でも
親衛隊をしていないのは疑問ですね。まさか、ミモザ以外は姫のご機嫌を損ねクビに!?


何だか考察というレベルでは無くなってしまいましたが、
続きは後編の方でも書きたいと思います。

特にマリーゴールドについて。
「二輪咲き」の転校シーンから、SPECTERパンフに書かれた
「ファルスに連れられてきた」という記述など、色々と謎が多い彼女。
その謎について思った事を記せたら、と思っております。