もし楽器を習うなら、何がやりたい? | 雪花ログ*徒然日記

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幼い時はピアノや箏を習い
短大時代はマンドリン...を
していましたが、

もし今、楽器を習うとしたら




でしょうか。





実家に置いてある箏が
気になってしょうがない...。


薄っすらと埃がー





さてさて、以前ブログで、
箏を習い始めたキッカケについて
こんなことを書いていましたが、

この漫画にも、間違いなく
強い影響受けてましたね。



『虹の航路』🌈庄司陽子先生作
講談社文庫版のほうです。


庄司先生といえば『生徒諸君』が
有名ですが、この『虹の航路』は、
その2年前の1976年出版されて
います。

ざっくりいうと、
京都の箏の家元 雪村 郷(さと)が
乳母の息子と恋に落ちたことから
始まる愛と苦悩の物語です。



主人公はその郷の娘 美音。
郷 亡き後は、中学校教師の父親と
二人仲睦まじく暮らしていますが、
ある日、4歳違いの姉(摩野)が
存在している事を知ります。

姉の摩野は、ある事情で京都の
祖母の元で4歳の時から育てられ、
今は箏の雪村流家元としての道を
歩んでいます。

その事実を父から聞いた美音は、
そこで初めて亡き母のこと、
そして箏の世界に惹かれていき、
彼女の人生が動き始めます。





この作品を初めて読んだのは
確か私が小学校の5.6年生の時。

丁度、美音と同じくらいの年齢で
箏を通し愛を知り成長していく姿に
いたく共感し感動しましたキラキラ



先日、アマゾンでポチッと注文して
40年ぶりに一気読みして
ハンカチ片手に涙がぼろぼろ笑い泣き

小学生の時と同じ感覚で読んで
「箏っていいなあ」
って懐かしく思い出したのでしたにやり