アメリカのメタルバンド
「Black Tide(ブラックタイド)」
デビュー当時
バンドの平均年齢は17歳。
なんとボーカルの
ガブリエル・ガルシアは
14歳とか15歳だったとか!
マジか…
と当時驚いたものです。
アメリカってすごいな、とw
しかも!
曲が良い!
メタルとハードロックの良いところを
しっかり吸収してますよね。
妙に落ち着いてるし…。
これで10代ですからね。
どうなってんだ…。
と当時は驚きました。
なお、1stアルバムが
発売されたのが2008年。
その当時ですら
「古臭い」
と言われていました。
しかし、それが逆にヒット。
まぁ昔からですが
古臭い=王道
ですからね。
この頃のBlack Tideは間違いなく
王道も王道だったと思います。
10代の彼らが今後
どう進化していくのか…
そういう注目も浴びていた彼ら。
2ndアルバムは
「私はありだけど…もろじゃない?」
と思うようなアルバムでした。
曲は素晴らしいし
声も迫力を増して良いんですが…
「まんまブレットフォーマイヴァレンタイン」
と思ってしまいましたw
まぁまだまだ若かった彼ら。
その当時キテいた波…
例えば
ブレットフォーマイヴァレンタインや
アヴェンジドセブンフォールドとか。
自分たちより少し上の世代から
影響だって受けるでしょう。
仕方ないでしょうね。
次はどうなるのかな?
同じ路線なのか、原点回帰か。
それとも若い彼らなので
全然違う方向へ…もあり得るぞ?
と思っていたのですが…。
基本的に
2ndの路線のままでした。
それはそれで全然いいんですが
悲しいのはこの3rdアルバムで
「解散」
という道を選んでしまったことです。
この3rdアルバムを発売した当時
メンバーは20代。
ボーカルのガルシアは
まだ25歳とかです。
早熟過ぎたのか…
それともビジネスや大人たちの
「なにか」
に嫌気がさしたのか。
ここからは
完全に個人の予想ですし
全然違う可能性もあります。
1stアルバムが
80年代を思い出させながらも
若い世代の感性が光る
とても完成度の高いアルバムとして
当時大ヒット。
レーコード会社はウハウハ。
「次も売れるぞぉ!」
と期待しことでしょう。
次の2ndアルバムはガラリと
方向性を変えて(当時の)今風に。
80年代の音楽の進化を
期待していた層が(勝手に)ガッカリ。
売上もそこまで伸びず。
会社的にもがっかり。
もうダメだな彼らは…と見切りをつける。
その結果。
3rdアルバムは基本的に
アメリカ国内だけの販売に。
もちろん売り上げは…ね。
これからどうする?
もういいか…
とかとか。
そういう流れがあったのではないのかな、と。
勝手にね、あくまで勝手に想像してしまいます。
バンドメンバーが大人になるにつれ
全員のやりたい音楽だって変わるでしょうから
そんな簡単なことじゃないかもしれませんし
逆にもっと簡単なことかもしれません。
全然違う音楽…
例えばブルースを中心にしたハードロックや
HIPHOPがやりたくなったのかもしれません。
真相は分かりませんが
とにもかくにも
「もったいない」
と外野は思ってしまうものです。