夏休み② 〜わたしのワンピース〜 | クーニーのブログ

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大好きなフィギュアスケートや絵本のこと、カフェや京都のこと、持病の膠原病のことなど気ままに綴ります

先週の金曜日。
東京には前日遅くに到着した。
主のいない部屋に上がり込むのは、なんだか気が引けたけど、お布団を用意しておいてくれたり、部屋も綺麗にしておいてくれたみたいで快適照れ
相方もそうだといいけれど。
あっそうや、相方は自分の家なんやから、大丈夫か爆笑うるさいのが2人い〜ひんし、のひのびしてるか。

その日は、横浜で氷艶のお昼公演を娘と観るので、朝から横浜に向かった。
みなとみらい線で、まずはこちらへ…。

西巻茅子展。
絵本「わたしのワンピース」が出版されて50年だそう。

神奈川近代文学館では毎夏、児童文学や絵本の作家さんの企画展が催されている。
佐野洋子さんとか、石井桃子さんとか、角野栄子さんとか、西村繁男さんとか、なかえよしを・上野紀子さんとか…。
8月終わりの横浜でのアイスショーの前後に、こちらの企画展に行くことも、毎夏の楽しみになっている。
今年はどなたかなぁと。

で、今年は西巻茅子さんだった。
「わたしのワンピース」は、娘がまだ幼稚園に行く前、毎日のように近くの公園で会っていたママ友さんに、教えてもらった絵本。
独身の頃、保母さんをされていたママ友さんのお気に入りの絵本だった。
この絵本を見ると、娘が小さかった頃の公園での楽しい毎日が思い浮かぶ。

ついついガチャをやってしまうのも、例年通りてへぺろ

「わたしのワンピース」は1969年、こぐま社から出版されている。
西巻さんの3冊目の絵本。西巻さん30歳。
その当時の話しが興味深い。
試作の絵本を作って会議で担当の方々に見せた時、誰も理解してくれなかったらしい。
花畑を通るとワンピースが花模様になるということは、「子どもには理解できない」「子どもがわかるように説明するページが必要だ」と言われたらしい。

えっ?

社長の決断もありなんとか思い通りに出版できたらしいけれど、世に出てからも会社や世間から理解されなかった。
でも子どもたちには通じたようで、5、6年たった頃には図書館でいつも貸し出し中の人気の絵本になったとのこと。
子どもを信頼してきてよかったと。


文学館は、港の見える丘公園の奥のほう、南の端にある。
展望台よりパシャリ。

暑すぎて、誰にも会わない花壇爆笑
そう、いつも真夏に来るから、素敵なお庭でゆっくりまったりしたことがない。
薔薇の季節に一度、訪れたい。
何月に来たらいいのかな?

帰りは公園を抜けて、商店街を通り石川町駅まで歩く。
本当は中華街でお昼を、と思っていたんだけれど、暑くて熱くて、お店を探したり並んだりする気力は、2人ともまったく無し。
このあとのお楽しみのために体力温存、商店街のカフェで涼んで、お昼休憩。


さぁ、来年の企画展はどなたかなぁ?
楽しみキラキラ