何年も前から観たいと思っていた舞台、ギアGEARを観てきた。
みんなも観たいと思いながら機会がなく、初めてとのこと。
地元民は案外そんな感じになっちゃうわ
京都の専用劇場で常時、公演をおこなっていて、現在は千葉でも公演されている。
言葉を使わず(セリフはない)、マイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングのプロがストーリーを描いていく。
なので子どもさんも外国のかたもOK。
今年4月に、京都でのロングラン公演8年目に突入したとのこと。
やっと、やっと、やっと観に行けた
100席ほどのいい感じの大きさの小屋なんやけど、ひと月前にチケットを取ったら、なんと最前列だった。
小さな小屋で一列目におばちゃんが7人、ズラッと並んでることになる。
演者さん、ごめんやで〜。
ストーリーが始まる前に、お一人舞台の真ん中に立たれて観劇の注意があった。
前のめり姿勢や、観劇中の話し声(観客側の)について、わかりやすく、そして面白おかしく。
アイスショーでもこれ、やってほしいなぁ。
アイスショーは、個々のスケーターの技量?人気?に頼ってるだけのところがあって、もっと興行としてトータルに作ってほしいとよく思う。
そのあたりを、真央ちゃんや大ちゃんがやってくれつつあるんだけどね。
コンサートでも舞台でも、最寄駅で降りてその会場に向かって歩いている時から、ワクワクドキドキで、入り口を入って始まるまでの時間、空間もとても貴重。
もうそこから日常じゃない夢の世界であってほしい。
で、初ギア。
楽しかった。
それぞれキャラが立っていて、終わってから「誰が好みか?」をおばちゃん7人で言い合ったら、青さん(マジック)が一番人気だった。
2番人気は黄色さん(ブレイクダンス)。
赤さん(マイム)はあんなに汗かいて熱演やったのに、誰も1票入れへんのか〜い
緑さん(ジャグリング)、頑張れ〜。
固定メンバーなのかと思っていたら、それぞれの分野のプロが何人もいて、日替わりで出演しているらしい。
普段は自分の活動をしていて月に数回、ギアに出演しているということ。
組み合わせもいろいろ。
次の日に見に行ったとしても、まったく違うメンバーということ。
すごいなぁ。
こういう形態で、専用劇場で、ロングラン公演が出来ているって。
修学旅行で観に来る学校もあるらしい。
京都に遊びに来られたら、ギアを観るというのもいいかも。
(注)劇場なので中は段差あり。そもそもビルの3階まで上がるのに、階段しかないのが残念。
三条通りに面した便利な場所にある。
建物は京都市登録有形文化財に指定されている。
武田五一の設計。
元毎日新聞京都支局の建物で、学生の頃はこちらのホールに芝居を観に来ていた。
変わらず劇場として存在してるんやから、すごいなぁ。
10月からチケット代は値上がりする模様。
映画のように、レディースディや夫婦50割もあるよー。
GEAR ギア
三条御幸町東南角
ART COMPLEX 1928内 3階