大井10R 東京大賞典予想 | 運命がカードを混ぜわれわれが勝負する

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競馬に関する四方山。
主に自分のためのメモとして利用しています。

東京大賞典
ダ2000m / 天気: / 馬場: / 発走:16:30

暮れの大一番東京大賞典は雨の多い夏場の帝王賞等とは全く表情の異なるレース。
総合力が問われる大井2000mの外回りでも特にパワーが必要なタフなレースに。

明日は特に乾燥し気温の下がる厳しい冬のコンディション。
本開催前に凍結防止剤の散布もあったが今週影響がいまいち見えにくく乾燥が進んだ一昨日は特に荒れ模様。
明日は手がつけられないほど荒れる可能性も考慮しておいたほうが良いかも。。

先ずは過去傾向から。

2017年(良馬場/2:04.2)

① コパノリッキー(7歳)
② サンドトゥルー(7歳)
③ ケイティブレブ(4歳)
3連単:4,470円

① ゴールドアリュール・ティンバーカントリー
② フレンチデピュティ・フジキセキ
③ アドマイヤマックス・サクラローレル

2016年(重馬場/2:05.8)

① アポロケンタッキー(4歳)
② アウォーディー(6歳)
③ サンドトゥルー(6歳)
3連単:10,780円

① Langfuhr・Gone West
② ジャングルポケット・サンデーサイレンス
③ フレンチデピュティ・フジキセキ

2015年(良馬場/2:03.0)

① サウンドトゥルー
② ホッコータルマエ
③ ワンダーアキュート
3連単:8,650円

① フレンチデピュティ・フジキセキ
② キングカメハメハ・Cherokee Run
③ カリズマティック・Pleasant Tap

2015年(良馬場/2:03.0)

① ホッコータルマエ(5歳)
② コパノリッキー(6歳)
③ サミットストーン(9歳)
3連単:10,170円

① キングカメハメハ・Cherokee Run
② ゴールドアリュール・ティンバーカントリー
③ ロージズインメイ・Devil's Bag

とは言えやはり東京大賞典は基本荒れないレース。

特殊条件ということもありリピーターレースと考えて良い。
馬場相対で来る馬が異なる印象も強く明日は良馬場想定で予想し絞る感じで。
血統傾向としてバラつきも多く実績を中心に評価する必要がある。

今回のメンツだと以下3頭がリピーター資格あり。

・ サンドトゥルー
・ ケイティブレブ
・ アポロケンタッキー

サウンドトゥルーが馬場考えれば有力でケイティが続く。
アポロケンタッキーは馬場湿ったほうが良さそう。

年齢的にも特定傾向も無く上がり馬の勝利も想定するべき。
今回有力馬が多数出走しており割と混戦で荒れる要素もあるように感じる。

実力差のある交流重賞なので候補を絞ってみる。

・ サンドトゥルー
・ ケイティブレブ
・ アポロケンタッキー
・ ゴールドドリーム
・ オメガパフューム
・ クリソライト
・ エイコーン
・ リーゼントロック
・ モジアナフレイバー

シニミニ産駒のワークアンドラブや連勝を継続するスーパーステションにもスター性を感じるし候補に入れて検討してみようかな。
絞れば絞れるがなんとなく多少荒れそうな気もするので丁寧に予想してみる。


・ サンドトゥルー

  3年連続複勝圏を確保する高い適正を見せるサウンドサンドトゥルー。
  今年はスアデラ、リッカルドの管理実績のある佐藤厩舎に転厩。

  8歳を迎えて流石に近走は勝ち切るだけの勢いは感じない。
  しかし帝王賞を3着、日本テレビ盃も3着しており御神本とのコンビは悪くない。
  正直大野よりいいのかも。。
  明日差し傾向が強ければ確実に台頭すると見て良い1頭だと思う。
  環境の変化が良い方向に出れば適正・能力も高い馬だけに怖い1頭です。
  馬券的な妙味含め今回は軽視不可で有るように思う。

・ ケイティブレブ
  
  高い大井適正を見せるケイティブレイブ。
  大崩しない印象で特に大井成績は(1-3-1-0)と安定している。
  目野厩舎から杉山厩舎への転厩後もそつない成績で安定している。
  しかし前走の大敗は仕上げの問題。
  先行してよく出遅れても差し切る自在性もある。
  きっちり絞り込めれば頭である。
  当日の仕上げを見た上でとなるが軸としてはこの馬で良いと思う。
  
・ アポロケンタッキー

  常に足りないアポロケンタッキー。
  走る気も無いし気性的にもなかなか難しい馬。。
  モレイラで日本テレビ盃を2着するもその後足りない競馬が続く。。  
  今回の鞍上はカタールレーシング若き主戦O.マーフィー。
  ダートでズブい馬を動かす力は有り安定して上手い印象。
  2016年勝っており昨年も4着とレース適正は高い。
  今回は人気を落としているが化ける可能性はあるので困る。。
  しかし今回は大外からの競馬で行く馬も多く厳し目。
  馬場は合うと思うので今回は控えて直線競馬の可能性も。
  この馬の取捨は気配次第。事前に考えれば三列目に少し買う程度かなあ。
  
・ ゴールドドリーム
  
  現在のダートマイル王者でしがらき仕上げ。
  昨年のチャンピオンズカップを圧勝し迎えたフェブラリーで2着。
  このレースはノンコノユメの大外一気で仕方ない惜敗。
  かしわ記念、帝王賞と実力発揮し完勝。
  前走の盛岡は休み明けと適正かルヴァンスレーヴに惜敗。
  当然有力視すべきではあるがこの馬はやはりマイルが良いと思う。
  大井2000mでは若干パフォーマンスが落ちる印象。
  普通に考えれば帝王賞の再現が今回の本線予想。
  しかし夏の大井と冬の大井の差がこの馬の適性にどう影響するか。
  複勝圏は確実も頭固定で行くには若干の不安が残る。
  枠も外目だし2着付を厚めに買おうかなあ。
  
・ オメガパフューム

  父: スウェプトオーヴァーボード
  母父:ゴールドアリュール
  
  今年3歳の注目馬。
  大井はジャパンダートダービーで2着しており大井適正を感じる。
  夏からの3戦で確実に成長しておりどこまで迫れるか?
  母系のゴールドアリュールが色濃く出ている印象。
  これってリッジマンに見るようにスウェプトオーヴァーボード産駒の特徴なのかも。
  京都で開催されたJBCクラシックでは勝ち馬であるケイティブレイブに僅差迫る2着。
  前走は右回り中京でささって5着。連帯100%の右回りで改めて。
  良馬場でも36秒台の差し脚が武器。
  軽い馬場で能力を発揮するイメージもゴールドアリュールの影響を重視。
  乾いた冬の良馬場でも期待できる。
  今回は枠も良く直線の長い大井外回りで実力が爆発する可能性が高い。
  有力だと思います。

・ クリソライト
  
  現役のクリソプレーズ産駒活躍馬。
  みんな引退しちゃいました。。
  8歳と馬齢を重ねているがまだまだ衰え知らず。
  今回人気を落としているが安定し構想する同馬。
  過去帝王賞連帯2回と適性は高い。
  昨年の帝王賞では今回の鞍上戸崎で2着しており悪い印象は無い。
  今回は枠が多少外目なので無理に先行するより後方からの競馬になるか。
  本来は前目でタイムトライアルな競馬をすると良さそう。
  しかし位置を取るのもかなり難しいと思うし後方からだとやはり3着迄かな。
  有力馬も多いレースではあるが大井2000mの持ち時計はTOP。
  切るには怖い1頭です。
  
・ エイコーン

  父: フリオーソ
  母父:アドマイヤムーン

  破竹の三連勝でオープン入りしたエイコーンは初の地方参戦。
  現在3歳も既に20戦しており使われるごとに着実な成長を感じる。
  ロベルト系の成長力と勢いは軽視出来ない。
  スタミナ豊富な印象でタフな馬場や展開は良いはず。
  今回も後方からの競馬で36秒台前半の上がりが使えれば十分に可能性はある。
  京都の軽めのダートが本来良さそうな気もするがとにかくロベルト系は怖い。。
  鞍上岩田も頼もしく勢いのある3歳馬の成長を期待して少し抑えたいと思う。
  
・ リーゼントロック
  
  ようやく復調気味のリーゼントロックは大井適正に疑問。
  陣営は良馬場が良いと言うが足抜けの良い軽めな小回りな馬場が良さそうに思う。
  距離も1800m前後がよくオープン止まり。
  上積みも期待できないと思うし今回は軽視します。

・ モジアナフレイバー

  ヒガシウィルウィンを3馬身千切って勝利した勝島王冠は強かった。
  斤量利も確実にあったが現状の充実ぶりを見ると3着候補として検討が必要か。。
  枠には恵まれた印象で鞍上もベテラン繁田 健一。
  イン3列目位で食い下がりつつ脚を溜める事ができれば可能性はありそう。。
  しかし大井1800mで後方からの競馬で38.1秒では物足りない。
  おそらく能力的には中央1000万下を勝ち上がれるくらいの実力。
  もう一段界上の成長が必要で今回は流石に軽視するべきか。
  
・ ワークアンドラブ

  父: シニスターミニスター
  母父:Medaglia d'Oro

  期待のシニミニ産駒ワークアンドラブは南関移籍即でG1に挑戦。。  
  中央では2歳時点で2勝しダート重賞戦線に挑戦するもイマイチな結果。
  早めに中央に見切りをつけ門別に移籍。
  気性に問題が多く調教も満足に出来ない状況も有る模様。
  能力は確実にあると思うが身体的な成長を感じられない面もある。
  相手なりに走る印象もあるが流石にここでは敷居が高い。
  強い相手との戦いで経験を積み気性的な成長につながることを期待したい。
  
・ スーパーステション

  父: カネヒキリ
  母父:ワイルドラッシュ

  昨年は門別や水沢で5連勝を含む7勝後に南関遠征。
  遠征では芳しい成績を残せなかったが今年は門別で負け無しの6連勝。
  目下の充実ぶりには目を見張る物がある。
  冬の大井で良さそうな血統に見えるが大井適正は無いと思う。
  地方の足りない先行馬が万害一も残る可能性は無い。
  軽視して良いと思う。

こんなもんかな。

普通に考えれば以下な感じ。

◎ ゴールドドリーム
◯ ケイティブレイブ、
☆ オメガパフューム
☆ エイコーン
▲ サンドトゥルー
▲ クリソライト
△ アポロケンタッキー

これをどう絞るかだなあ。

隊列的には向正面は以下なイメージ。

 ⑧⑪⑬⑦⑯ ⑭⑮
③②⑩⑤⑥ ④⑨⑫①

直線手前では以下なイメージ。

 ⑪ ⑬ ⑦⑯ ⑧ ⑭⑮
② ⑥⑤ ⑩ ③④⑨⑫①

でなんとなく使える上がりをイメージすると

②:37.0〜38.0
⑪:37.0
⑬:37.0〜38.0
⑥:37.0
⑤:36.5〜37.0
⑦:36.5〜37.0
⑯:36.5〜37.0

こう見るとケイティブレイブが今回は枠も良いし先行してもそれなりに早い上がりを使えるのでやはり有力。

ゴールドドリームも鞍上ルメールで積極策を取るにしてもやはり理想は好意抜け出し。
仕掛け次第になるがクリソライトとの位置関係次第か。
後はサウンドトゥルーがスタミナを信じて早めに仕掛ける可能性がある。
この⑪⑬⑦の位置関係と仕掛けにより結果が変わりそう。
御神本がやはり怖いしクリソライトも復調し位置が取れればやはり怖い。。
ゴールドドリームはルメールなら大丈夫だと思うが出遅れて位置取れないとかなり怖い。。
アポロケンタッキーがやはり厳しい印象もどんな競馬をするかなあ。。
マーフィはダートだと前付けする印象が強く強引にでもハナを叩いてきそうなきもする。
そうなると上記予想とは異なる隊列になり前が早くなり差し有利な展開になりそう。
でもテンの早い馬も多いし流石にそこまで甘くないと思うという予想。
エイコーン、オメガパフュームはやはり競馬しやすいよなあ。

一点で予想するなら3連複でケイティ、オメガ、ゴールドドリームがいいかも。
これ以上煮詰めても仕方ないので後はパドック見て考えよ。