中山11R ホープフルS | 運命がカードを混ぜわれわれが勝負する

運命がカードを混ぜわれわれが勝負する

競馬に関する四方山。
主に自分のためのメモとして利用しています。

中山11R ホープフルS

芝2000m (右)
5回中山9日目 2歳 サラ2歳オープン
(国際)牡・牝(指定)馬齢 13頭

戦績の乏しい若駒のG1ということでなかなか難しい。。
厩舎力と生産が重要なので評価は丁寧に。

先ずは過去戦歴を確認。

2017年/2:01.4/良馬場
① タイムフライヤー(1番人気)
② ジャンダルム(4番人気)
③ ステイフーリッシュ(8番人気)
3連単:52,380円

① ハーツクライ×ブライアンズタイム
  松田国英/社台コーポレーション白老ファーム/サンデーレーシング
② Kitten's Joy/サンデーサイレンス
  池江泰寿/North Hills Co. Limited/前田幸治
③ ステイゴールド×キングカメハメハ
  矢作芳人/社台ファーム/社台レースホース

2016年/2:01.3/良馬場
① レイデオロ(1番人気)
② マイネルスフェーン(8番人気)
③ グローブシアター(2番人気)
3連単:15,250円

① キングカメハメハ×シンボリクリスエス
  藤沢和雄/ノーザンファーム/キャロットファーム
② ステイゴールド/ジェイドロバリー
  武市康男 /ビッグレッドファーム/サラブレッドクラブ・ラフィアン
③ キングカメハメハ×スペシャルウィーク
  中竹和也/ノーザンファーム/キャロットファーム

一番人気はそれなりに来ている。
クラブ馬が強い印象で社台、ノーザン系中心で。
一流厩舎がやはり結果を出している印象が強い。

血統的にはキンカメ、ステゴ中心に。
Kitten's Joy、ハーツクライだとある程度タフ目な競馬を想定するべきか。

各馬評価を

ニシノデイジー

父: ハービンジャー
母父:アグネスタキオン

高木登厩舎/谷川牧場/西山茂行

西山さんの所の期待馬。
新馬戦こそ2着に敗れるもその後破竹の三連勝。
タフな馬場や展開で勝負強い印象だったが前走は開催日の東京は高速馬場。
前半60.4は平均レベルも中段から33.9でハナ差の勝利。
馬体重も+12キロと多少余裕残しも休み明けを勝ち切る。
レースの度に強くなっている印象で軽視出来ない。
血統含めイメージでは無いし中山に合うかは非常に怪しいがタフな馬場は問題なさそう。
勢いを考えれば抑える必要は当たり前に有るなあ。

ブレイキングドーン

父: ヴィクトワールピサ    
母父:ホワイトマズル

中竹和也厩舎/高昭牧場/前田幸貴

前田幸貴さん馬主ですね。
新馬戦が稍重の阪神1800mでそれなりに力のかかる馬場。
前半63.5秒はスローも馬場考えれば上がり34.4はまずまず。
アドマイヤジャスタはその後2連勝しているし3馬身差は立派かも。
萩Sを放馬で痛恨の除外。
その後に迎えたラジオN杯京都2歳Sでは良馬場京都2000mで前半62.3秒のスロー。
中段からの競馬でクラージュゲリエの決め手に屈したものの半馬身差の惜敗。
放馬除外の影響もあり久々の競馬で+18キロという馬体重にも問題もあり負けて強しな内容。
心肺機能が良く中山に必要な瞬発力もありそう。
気性に若干問題もありそうだけど狙うのはWIN5。。
ここは頭まで抑える必要はありそうです。
有力。

キングリスティア 

父: ベルシャザール
母父:スピニングワールド

河内洋厩舎/川上牧場/廣崎利洋

キンカメ後継としてのベルシャザールはどうか?
現在ダート45戦2勝、芝64戦2勝とイマイチな印象でちょっと評価しにくいなあ。

新馬戦に勝利しこのレースなので手がかりが少ない。。
阪神芝2000m。良馬場の高速馬場。
前半61.2秒を逃げて上がり35.3秒と最速でまとめる。
後続に5馬身差をつけての勝利。
同日の1000m下の勝ちタイムと比較しても0.7秒程度の差と割と侮れない印象もある。
川田からウチパクはちょっとマイナスだけどスロー先行し前残りという展開になれば怖い1頭なのかも。

ヒルノダカール 

父: ヴィクトワールピサ
母父:メジロマックイーン

北出成人厩舎/新冠橋本牧場/ヒルノ

ヴィクトワールピサ産駒は暮れの阪神は良さそうな印象です。
新馬戦は良馬場京都1800m。
前半64.2秒上がり34.4秒。
0.4秒差3着と早い上がりに対応出来るタイプでは無い印象。

次走も良馬場京都2000m。
前半61.5秒を中段からの競馬で上がり35.4秒。
後続に2.5馬身差での勝利。
レベル的にはボチボチで上がりも物足りない。
阪神で大化けという可能性もあるがこの脚質と上がりであれば流石に抑えきれないかも。

サートゥルナーリア

父: ロードカナロア
母父:スペシャルウィーク

中竹和也/ノーザンファーム/キャロットファーム

中竹厩舎の本命になるのかしら。。
エピファネイヤ、リオンディーズの下の良血。
なんだかこの兄弟はクラシック前で大ポカをやらかしそうな印象も。

新馬戦は少し雨の残る良馬場の阪神マイル。
前半36.9秒(62.7)上がり34.2秒での勝利。
ディープダイバーに1馬身1/4差をつけての快勝。
レベル的にはかなり物足りない印象です。

次の萩ステークスは京都1800m。
多少雨の影響の残る馬場。
前半:61.6秒の平均ペースを上がり:35.1秒で勝ち切る。
馬場状況を考えてもそこまで悪いレースでも無いがそこまで評価できるレースでも無い。
良血、デムーロ故に人気を集めるもそこまで信頼しきれない。
しかし抑えないとだめなんだろうなあ。。

ミッキーブラック 

父: ブラックタイド
母父:Lizard Island

音無秀孝/ノーザンファーム/野田みづき

良馬場の平坦高速福島1800でデビュー。
前半63.0秒も早めに早くなりラスト4ハロンロンスパ戦。
後方からの競馬を選択し捲り気味のロンスパ大外ぶんまわし。
上がり34.5秒で勝ち切る。
レースレベル的にはイマイチも割と強い競馬をした印象。

2走目は芙蓉S。
中山芝2000mで早い馬場。
前半61.4秒上がり35.2秒で勝ち切る。
スタートが悪く捲り気味に進出しての勝利。
3ヶ月ぶりの実践で悪い競馬ではなく中山適性も感じた。

前走のラジオN杯京都2歳Sは良馬場の京都2000m。
前目で競馬をし35.0秒で上がるも後続から交わされる。
スタートを上手く出れば差が埋まるのか。。
勝ち馬から0.9秒は離された印象。
ブレイキングドーンと比較しても多少差が有る感じ。

アドマイヤジャスタ

父: ジャスタウェイ
母父:エリシオ

須貝尚介厩舎/ノーザンファーム/近藤利一

新馬戦は稍重馬場で鈍ったのかブレイキングドーンに敗れる。
二戦目は良馬場の中京マイルで36.5秒(61.6)のスローを上がり34.3秒。
後続に2.5馬身差をつけて勝ち切る。
スタートが悪く中段からの競馬も余裕の有る勝ちっぷり。

前走は良馬場京都2000mの紫菊賞。
スタートが悪く後方から前半60.9秒。
捲り気味で進出し35.6秒で勝ち切る。
長い脚が使えるのでスタートで前に出てチョイ差しが理想かも。
少し足りない気もするが複勝圏はある。
頭では少し買いにくいなあ。

ジャストアジゴロ

父: ノヴェリスト
母父:サンデーサイレンス

大和田成/社台ファーム/原禮子

新馬戦は高速新潟1800mで2着。
前半64.7秒のどスローで上がり競馬。
上がり最速の32.7秒でアタマ差での惜敗。
先行したジャスパージャックが33.3秒だと流石に届かない。

2戦目は開幕週の高速東京芝2000m。
前半61.5秒、上がり33.6秒でアタマ差の勝利。
2着のシャドウディーバが次走4馬身差の快勝とそれなりに期待できる印象。
キレはありスタミナ豊富な印象で二枚腰な感じ。
悪い馬ではないのは間違いないが経験が少なく底が見えない。
ノヴェリスト産駒の中山ってそこまで印象ないけどどうなんだろ。。
鞍上田辺もワンセットで今回は怖いので頭まで抑えたい。

マードレヴォイス 

父: ダイワメジャー
母父:キングカメハメハ

田村康仁厩舎/社台ファーム/ディアレストクラブ
未勝利戦勝ち上がるまでに3戦を要し500万下で足踏み。
先行し甘くなり溜めるとキレるがマイルでも足りないのに距離延長は確実にマイナス。
軽視します。

ヴァンドギャルド

父: ディープインパクト
母父:Motivator

藤原英昭厩舎/社台ファーム/社台レースホース

割と期待して良いスペックも経験が不足しており評価が難しい。

新馬戦は重馬場の阪神マイル。
出遅れて後方からの競馬。
前半:62.3秒で上がりだけの競馬で33.9秒で差し切る。
余裕もある割と強い勝ち方。

2戦目は東京スポーツ杯2歳S。
ニシノデイジーの同秒3着とニシノデイジーを評価するならこの馬も評価するべき。
年末の中山でディープがプラスだと思わないが馬場早くなれば出番は有る。
割とパワーのあるタイプな印象で藤原厩舎だとやはり軽視不可。。
狙わないと駄目かもなあ。

タニノドラマ

父: タニノギムレット
母父:キングカメハメハ

松田国厩舎/西村和夫/谷水雄三

新馬戦は良馬場の中京2000m。
前半63.5秒とかなりのスロー。
中段からの競馬で上がり35.3秒で勝ち切る。
厩舎と血統的にはありそうだけどそこまでレベルの高いレースでは無く狙いにくい。
足りないかなあ。

コスモカレンドゥラ

父: ノヴェリスト
母父:アグネスタキオン

新馬戦を4着し二戦目の中山で勝ち上がる。
アイビーステークスは良馬場の東京1800mを先行して2馬身差の2着。
前半:62.9秒でロンスパ戦に先行粘るもクロノジェネシスに交わされ完敗。
割とハードなレースでしぶとい印象です。
クロノジェネシスは阪神ジェベナイルFで2着しておりそれなりにレベルは高い。

前走の黄菊賞では京都2000m良馬場。
前半:62.7秒のスローを前目で競馬し35.0秒で上がるチョイ差し競馬。
この馬もまだ底が見えていないがアイビーステークスを見る限り侮れないと思う。
脚質も悪くないし頭で半洗いにくいが紐では確実に抑えたいタイプ。

ハクサンタイヨウは無理だと思います。

調教はサートゥルナーリアが抜群な印象。
ヒルノダカール、キングリスティア辺りも良いが
悪い馬が少ない。

ジャストアジゴロがイマイチな印象で今回は軽視でいいかな。

普通に考えればニシノデイジー、サートゥルナ