前日の２回戦を接戦で勝ち上がった八幡が、勢いを感じさせた試合となった。
２回戦でインタビューに答えた2人の言葉通りのゲーム運びで、連戦にも関わらずチームの成長が感じられた。
２回戦で決勝ゴールを挙げた中村 太一
横尾 侑大、２回戦の後のインタビューで語った狙い通りの試合となった。
【レポート】
福翔がロングスローやコーナーキックでゴールに迫るが、八幡の守備は前日よりも落ち着いて対処しており、危険を感じさせない。
キーパーの横尾 侑大が前日のインタビューで予想した通り、福翔には初戦特有の硬さが見られ、そこを八幡は突いてチャンスを作っていた。
そして３１分、八幡はフリーキックをゴール前に蹴り込むと、中村 太一がヘッドでゴールネットを揺らし、前日の宣言通りにゴールを決める。
前半終了間際に福翔がチャンスを作るが、横尾 侑大が押さえ、八幡が１点をリードして前半を終える。
後半、八幡は肝を冷やす場面もあるが、福翔の焦りにも助けられ、リードしたまま終盤を迎えると、６５分に右からのコーナーキックを獲得すると、渡邊 健仁のヘッドで勝負を決め、４回戦へと駒を進めた。
No.6 渡邊 健仁
【コメント】
八幡高校 中村 太一選手
Q：試合の感想をお願いします。
A：良いグラウンドで、しっかりキープすることができて良かったです。
Q：ゴールの感想をお願いします。
A：高く飛んでヘディングで決めることができて、良かったです。
Q：あと１勝でベスト８ですが、意気込みをお願いします。
A：次の試合も自分が点を取って、勝利を掴みたいと思います。
渡邊 健仁選手
Q：試合の感想をお願いします。
A：立ち上がりから、攻めれたけど、最初は決め切れずに難しいゲームでしたが、１点入ってからチームが勢いづきました。自分も試合を決定づける得点を決めれて、良かったと思います。
Q：あと１勝でベスト８ですが、意気込みをお願いします。
A：チームとして、今年の目標にベスト８を掲げているので、それを達成できるように頑張りたいと思います。
福翔高校 金森 勇樹キャプテン
Q：試合の感想をお願いします。
A：競り合いの練習を沢山してきましたが、今日は２失点とも競り合いで負けてしまったので、ここは課題だと思って、次の選手権に取り組みたいと思います。
Q：不要なファールで、流れが変わってしまった印象を受けましたが、自分自身はどう感じていますか？
A：失点から焦って、流れを掴めずに、そういうシーンが増えてしまったことも敗因だと思ってます。
Q：選手権に向けて、どのように取り組んでいきたいですか？
A：選手権までに県リーグなども挟むので、もう一度、自分たちのサッカーを見直して、選手権に自分たちのサッカーの形を持っていきたいと思います。