チタンボルト取付 | daiさんのブログ

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ZX-12RとフォルツァMF15の楽しいバイクライフ♪

この間ライコランドで購入した、チタンボルトを取付してみます。





↓購入の記事はこちら







取付するのは12Rさんだよ!!









先ずはガレージから出してスタンドアップ

作業時は面倒でもしっかりスタンドで安定させるのが良いと思ってます。



やっぱりこの辺がプロとの差だと思う。

まぁ私は素人なんだけどね。










こちらのチタンボルトですが、既にみなさんお分かりだと思いますが、マスタークランプボルトになります。









遠目で見ると分かりませんね。











何も考えずにステンブラックのテーパーキャップボルトを使ってました。

ステンはダメよと言われそう。




ブレンボ純正ボルトは








10.9の高強度フランジボルトです。





ステンレスボルト使ったらボルトの引っ張り強度はかなり落ちますね。

勿論高強度のステンレスボルトもありますが、殆ど流通していません。




高強度ボルトのメリットは引っ張り強度が高いのは勿論ですが、材質が高張力鋼を使っていますので、硬いけどしなやかなところ。

↑意味わからないね




強度が高くなると硬いイメージになりますよね?

ただ硬くなると、板チョコを冷凍するとパキッて割れちゃうでしょ。

鉄も冷やされると強度が低下し割れちゃうんです。

脆性破壊って言いますが、ボルトや鉄も同じで強度だけ高いと脆くなります。


なので超低温環境ではオーステナイトステンレスを使うのが一般的です。




映画タイタニック号の沈没した原因は、低温脆性破壊と言われてます。

ここから低温に強い船に変わったそうです。




なのでチタンボルトに交換して、ボルトの強度アップと見た目を良くしよう!と言うのが目的になります。


本当は見た目です。笑












交換は簡単です。

1本ずつ変えていきます。









右側はオイルタンクステーがあるので、キャップボルトを使います。







ボルトには焼き付き防止とカジリ防止の為に、ネバーシーズ(アンチシーズ)を付けてます。


そんなに神経質にならなくても大丈夫ですが、摩擦を減らして軸力を上げる効果もありますので。








他の3本のボルトはフランジボルトをチョイスしましたので、8ミリソケットを使います。

ネプロスのセミディープソケット使うの初めてだわ。








締め付けはトルクレンチを使いました。

こんなの手ルクで充分だろって言われそうだけど、オーバートルク防止の為にね。

ただトルクレンチ使いたいだけかも。


ブレンボはネットなどで締め付けトルクを公表していませんが、M6なので標準トルクの12Nで締め付けしました。


コーケンに問い合わせすると、丁寧に教えてくれますよ。



ちなみにゲイルスピードのマスタークランプボルトの締め付けトルクは、12Nでしたよ。








交換後はめっちゃチタンって分かるね!

めちゃめちゃカッコイイ

シルバーのチタンボルト使うのが大人だと思ってます。笑








ハンドル周りがカーボンとチタンパーツが増えると、テンション上がるよね♪





今回使った工具はこちら





トルクレンチとショートラチェット





このショートラチェットは私のお気に入り。

26年前に買ったKTCのショートラチェットですが、とても使い易いんです。


手のひらに収まるサイズで、大き過ぎず小さ過ぎずなんです。

空転トルクも小さいのも良いです。








現行のKTCショートラチェットはコレ

とても小さいんですが、小さ過ぎて手でソケットを回し難いんです。



工具って個人差が出るから、一概に良い悪いの判断は難しいね。



高い工具が使いやすいとは限らないです。

でも高い工具は使いやすい物が多いのも事実で。




さて次のツーリングが楽しみになってきた!!