「大きい声」と「通る声」は違う。
ダンスの現場では、大勢の人たちのいる中で時にマイクをつかい、時にマイクなしで現場の振り付けや進行などを伝えていかねばならない時がある。
舞台稽古とか、大きな体育館での練習の時とか。大体はマイクあるけれども
こういう場で複数の人が同時に話すとなってしまうと、普段いくら大きい声の人でもなかなか伝えたい範疇の人に伝えたい内容を伝えるのは難しかったりする。
先日のイベントも普段は声の大きい後輩メンバーが一生懸命伝えようとして頑張っていた。
なかなか四苦八苦やってたのだけれど、
いいぞいいぞ、頑張れーーーと思って、 そしてそっと見守る。
何だろうか。どうすると「通る声」になるのかな
今日新宿 紀伊国屋前を歩いていたら献血を呼びかけるお兄さんがいらして、これがめちゃくちゃよく通る声。
両サイド300mぐらい先にある信号にまで声が届いていた。
役者さんなのか、毎日やっていることが形になったのか
あんなに人と車が行き交うSHINJYUKUですごいな、と思う。
ダンスも技術あるダンスと伝わるダンスでは何かが違う。
何だろう母音を踏んでいる感じ?
どうやったら声もダンスも「伝わる」になるかなー
そんなことを考えた3月の昼下がりでした〜