その昨日のサークルレッスンの続きなんですが、
「意識する」というのは本当に色んな切り口がある。
ジャンプの練習もするわけですが、
思いっきり床を蹴って全身で伸びてってやってるけど
なんだかまとまりがもうひとつ欲しかったりして。
そこで「今4人づつ飛んでる、それをチームだと思って飛んでみて」
と言うとこれがびっくりするぐらい様子が変わるのです。
料理番組みたいに、
プロがプロたる技がありながら「これやるだけでこんなに違うんだよ」
が、ダンスにもやっぱりあると思う。
”なんと!この芽を取り除くだけ!!”
”なんと!一度お湯にくぐらせるだけ!”
みたいなやつ
ダンスをお伝えする側としては、こういう「なんと!」というポイントはより多く心得ていたいな、と思いますし、
実際自分が習いに行くと先生方の、この「なんと!」がちりばめられていて本当に感動します。
実際はスタジオに入ったら「なんと!これをこうしますと!」なんておっしゃられないから気付きにくかったりするけれど、『これをこうしていないからこうなる』と『見えている』というのは大事だなあと思うのです。
こういうのって、
うまい人にしかできないとか
柔軟性が効く人だったらできるとか
練習時間がものを言うとか
条件付きというのは少し違くて、どんな状況の人でもそれやるとググンと変わってくるというポイント。
ほんと、
『なんだ、そんなこと』
なこと。
技術じゃない技術っていうのでしょうか。
結局は、反復練習。
稽古時間が一番大事なんですが、『なんだそんなこと』スパイスで激変するということも少し念頭においておきたいな、と思いました。
だって、伝え方ひとつでまるで違うものになっちゃうんだもの。