君が生きた証 第6章 #78 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 12月中旬のある平日の放課後、ハルトとナナセの長男・豊は友達と下校していた。



 豊 「あ〜〜今日も勉強きつかったな〜。」


 隆史 「本当だよな〜。つーか小学5年生になってから勉強する教科増えすぎじゃね?」


 豊 「わかる!俺たち勉強嫌いにとって教科が増えることは地獄だせ!」


 隆史「さっさと冬休みになんねーかな・・・・ん!?」


 豊 「どうした隆史?」


 隆史 「おい!あれ見ろ!」


 豊 「ん?」


 隆史が指を差した先にはなんと橋の下の草に1冊のエロ本があった!


 豊 「エ・・・エロ本じゃねーか!」


 二人は急いで橋の下の草むらに行く。


 隆史 「見た目からして最近捨てられた本だな・・・。」


 豊 「そうだな・・・・。」


 早速そのエロ本を拾い見始める豊。


 隆史 「お前早速見始めるのかよ!」


 豊 「うるせーな!お前だって見たいくせに!」


 隆史 「ま・・・まあな!」


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 豊 「すげーな!このグラドルのおっぱい!」


 隆史 「デカすぎて鼻血出そうだな!」


 ガッツリエロ本を見ている変態小学生二人組(笑)


 豊 「よし!俺決めた!このエロ本を家に持って帰る!」


 隆史 「えぇっ!?豊、大丈夫かよ!?お前の母ちゃんにバレたら大変なことになるぞ!」


 豊 「大丈夫だ!父ちゃんと合同で隠すし!ヤバくなったらまた捨てたらいいんだから!」


 隆史 「(絶対バレるぞ・・・・)」


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 その日の夜



 豊 「父ちゃん、実は俺、下校中にすげーエロ本拾ったんだ(小声)」


 ベッドの下からそのエロ本をハルトの前に出す豊。


 ハルト 「おおっ!このエロ本は父ちゃんでも手に入れられなかった超レアなやつじゃねーか!デカしたぞ!豊!(小声)」


 豊 「へへへ!ありがとう!そんじゃ一緒にゆっくり楽しみましょうかね〜!父ちゃん!」


 ハルト 「ああ!」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!


 豊 「あれ・・・・なんか後ろにものすごい殺気を感じるな・・・・。」


 ハルト 「そうだな・・・・。」


 二人が恐る恐る振り向くとそこには怒りモードMAXのナナセがいた。


 ナナセ 「豊の様子がなんかおかしいと思ったらエロ本拾って隠してたんやな・・・・。」


 豊 「いや・・・これはあの・・・その・・・。」


 ハルト 「ナナセ!これは俺が前から持ってたエロ本だ!豊はエロ本を拾って・・・・」


 ナナセ 「しょーもない嘘をつくな!このスケベバカ親子ーー!!!!!!!!


 豊・ハルト 「ぎゃあああああああああ!!!!」


 七菜 「はるきおにいちゃん、パパとゆたかおにいちゃんがママにしかられてるね・・・・。」


 豊の部屋の外では陽貴、七菜、美久が壁に耳を当てて聞いていた。


 陽貴 「七菜、美久、怖いから兄さんの部屋の中を覗くんじゃないぞ・・・・。」


 美久 「・・・・わかった。」



 ちなみにナナセはこの後2時間に亘ってハルトと豊に説教をしたとさ(笑)



 つづく



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 12月9日はキミイキ番外編更新のため、キミイキ第6章更新はお休みします!