菜緒 「ねぇ板垣くん!これ一緒に食べない?」
潤一 「クレープか!いいよ!代金は俺が払うから」
菜緒 「えー!そんなの悪いよ!私も払うよ!」
潤一 「いいって!男なんだから奢らせてよ。」
菜緒 「・・・あ、ありがと///」
潤一の言葉に顔を赤くする菜緒。
潤一は菜緒と自分の分のクレープ代を払い、二人は近くのベンチに座ってクレープを食べ始めた。
菜緒 「板垣くん、このイチゴクレープ美味しい!」
潤一 「俺のハムサラダクレープも美味しいよ・・・んっ!?」
菜緒 「どうしたの?板垣くん?」
鼻にクリームが付いている菜緒。
潤一 「小坂さん、鼻にクリーム付いてるよ。」
菜緒 「あっ!本当だ!板垣くん、教えてくれてありがとう!」
スマホを手鏡にして確認する菜緒。
潤一 「(やっぱり小坂さんは可愛いな〜。)」
心の中でそう思っている潤一。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
文化祭周りを終えた潤一と菜緒は校舎の屋上にやってきた。
菜緒 「板垣くん、文化祭楽しかったね。」
潤一 「ああ。俺、一緒に回る人が小坂さんで嬉しかったよ。」
菜緒 「えっ・・・?」
潤一 「俺・・・小坂さんのことが好きだ。去年のクリスマスに初めて会った時からずっと好きなんだ・・・。」
菜緒 「・・・!」
ついに潤一は菜緒に告白することが出来た。
潤一 「これからは君のことをもっと知りたいし、もっと一緒にいたいんだ。だから俺と付き合ってください!」
菜緒 「・・・・・」
潤一 「(あれ?小坂さん何も言ってこない・・・。もしかして俺振られたのか・・・?)」
すると菜緒は潤一の右手を両手で掴んだ。
潤一 「えっ?」
菜緒 「私も板垣くんの好き!初めてお台場にデートに行った時から好きなの!」
潤一 「・・・ということは?」
菜緒 「よろしくお願いします♡」
潤一 「よっしゃー!」
菜緒からOKを貰えてガッツポーズをする潤一。
潤一 「あのさ小坂さん、俺たち恋人になったからこれから小坂さんのことを菜緒って呼んでいい?」
菜緒 「いいよ!私も板垣くんのことを潤ちゃんって呼んでいい?」
潤一 「うん!じゃあこれからよろしくな菜緒。」
菜緒 「こちらこそよろしくね!潤ちゃん♡」
・・・・チュッ
二人は青空の下でキスを交わした。
こうして潤一と菜緒は恋人になったのであった。
いいね!も良いけど皆様の"コメント"をお待ちしてます!