司会者 「続いては男子バスケ部のイカした四人組バンド!Plateの登場でーす!」
観客達 「わぁーーーーーーーっ!!!」
大きな歓声を浴びながらステージに現れる潤一率いるPlate。
潤一 「皆さんこんにちは!Plateです!」
スタンドマイクを持って観客達に挨拶をする潤一。
潤一 「去年僕たちはコピーバンドとしてステージに立ちましたが今年はオリジナル曲を披露したいと思います!」
修二はギター、昌行はベース、潤一はアコースティックギターを持ち、大輝はドラムの前に座り、準備を始める。
潤一 「!」
潤一は準備している最中に椅子に座っている菜緒の姿を見つけた。
潤一 「(小坂さん、見に来てくれたんだ。)えー!この曲を大好きな人に・・・。」
昌行 「寒いこと言うなよ。潤ちゃん。」
潤一 「聞いてください。猫。」
観客達 「わぁーーーーーーーっ!」
潤一 『夕焼けが燃えてこの街ごと 飲み込んでしまいそうな今日に 僕は君を手放してしまった♪』
アコースティックギターを弾きながら歌う潤一。
潤一 『家まで帰ろう 1人で帰ろう♪昨日のことなど 幻だと思おう♪君の顔なんて忘れてやるさ
馬鹿馬鹿しいだろ、そうだろ♪
君がいなくなった日々も このどうしようもない気だるさも♪心と体が喧嘩して 頼りない僕は寝転んで♪
猫になったんだよな君は♪いつかフラッと現れてくれ♪何気ない毎日を君色に染めておくれよ♪』
菜緒 「板垣くん・・・かっこいい///」
ステージで歌う潤一の姿を見て顔を赤くする菜緒。
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ステージ発表終了後・・・
潤一・大輝・修二・昌行 「「「「やったぜー!」」」」
ライブが成功に終わり、舞台裏でハイタッチを交わすPlate。
大輝 「潤ちゃん、ライブが上手くいって良かったな!」
潤一 「そうだな!お客さんの中には感動して泣いている人もいたし!」
修二 「小坂さんも見に来てくれて良かったな!潤ちゃん(笑)」
潤一 「うるさいな!からかうなよ!
昌行 「潤ちゃんはこの後小坂さんと一緒に文化祭回るんだろ?告白が成功することを祈ってるよ!」
潤一 「ありがとな!絶対小坂さんに告白してみせるよ!」
その後、潤一は菜緒と合流し、文化祭を回り始めた。
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