文化祭が始まって1時間経過した頃
雅人 「潤ちゃん!そろそろ体育館に行かないと!」
潤一 「そうだった!じゃあライブの準備あるから俺行くわ!」
明里 「うん!頑張ってね!」
潤一は急いでバンドメンバーが待つ体育館に向かった。
菜緒 「ねぇ上村くん、板垣くんは文化祭で何をするつもりなの?」
翔太 「潤ちゃんはバスケ部の友達三人と一緒にバンドやるつもりなんだ。ちなみに潤ちゃんはボーカルとギターを担当するってさ。」
菜緒 「へ〜そうなんだ!私、板垣くんの歌声聞いてみたいな!」
薫 「是非とも聞きに行った方がいいよ!小坂さんが来てくれたら潤ちゃんも喜ぶし。」
菜緒 「わかった!私、もうすぐ店番が終わるから板垣くんのバンド見に行ってくる!」
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体育館のステージ端の控え室にて
大輝 「いよいよ俺たちの出番だな・・・。」
昌行 「去年はコピーバンドとして文化祭のステージに立ったけど今年は潤ちゃんが作ったオリジナル曲を引っ提げてステージに立つから緊張するな。」
潤一 「お前ら心配すんな。去年と同じようにやれば失敗しないって。」
制服からステージ衣装に着替えながら会話する潤一達。
修二 「そういえば潤ちゃん、小坂さんは見に来てくれてるのか?」
潤一 「観に来てくれるって言ってたぞ。だから俺は気合いを入れて歌うつもりだよ。」
昌行 「つーか潤ちゃん、歌い終わったらステージ上から小坂さんにコクらないのか?ステージ上からコクればカッコイイぞ!」
潤一 「そんな恥ずかしいこと出来るわけないだろ!俺のプランとしてはステージが終わった後に小坂さんと文化祭を回っている最中に告白する予定なんだから!」
昌行 「あっ・・・そうなんだ。」
スタッフA 「すいませーん!Plateの皆さん、そろそろ出番まであと5分なので舞台袖まで来てください!」
潤一・昌行・修二・大輝 「「「「はい!」」」」
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