キミへの思い〜the future〜 前編 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 都内の某結婚式場、ここに白いタキシードを着た和真と白いウェディングドレスを着た環奈がいた。

 
 神父 「和真さん、あなたはこの女性を健康な時も病の時も富める時も貧しい時も良い時も悪い時も愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓いますか?」 

 和真 「はい、誓います。」

 親父 「環奈さん、あなたはこの男性を健康な時も病の時も富める時も貧しい時も良い時も悪い時も愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓いますか?」

 環奈 「はい!誓います!」

 神父 「あなた方は自分自身をお互いに捧げますか?」

 和真・環奈 「「はい、捧げます。」」


  
 
 神父 「それではベールをあげてください。誓いのキスを。」



 和真は環奈の顔にかかっているベールをあげて誓いのキスをする為、顔を近づけた・・・・・・。









 2033年6月下旬の土曜日の朝


 〜♪〜♪〜♪〜♪


 和真 「!!!!」

 iPhoneのアラーム音で目を覚ます和真。

 和真 「なんだ・・・・夢か。」

 そう先程の和真と環奈の結婚式は和真が見た夢だった。

 和真 「さてと早く着替えて朝のトレーニングをするか。」

 和真はパジャマからジャージに着替え、庭で金属バットを持って素振りを開始した。




 
 午前7時20分、素振りを終えて朝食を食べた和真は所属する野球チーム「調布リトルシニア」の試合用ユニフォームに着替え、玄関にやってきた。


 和真 「それじゃあ伯父さん、伯母さんいってきます!」
 
 和真の伯母 「和真、ちゃんとお弁当は持った?」

 和真 「はい!持ってます!」

 和真の伯父 「今日の練習試合頑張って来いよ!」

 和真 「はい!では行ってきます!」

 和真の伯父・伯母 「「いってらっしゃーい。」」

 和真は自転車で調布シニアグラウンドに向かった。

 
 ちなみに和真は今、市川市の両親の元を離れて父方の伯父の家に下宿している。



 


 午前9時、和真が所属する調布リトルシニアと小金井リトルシニアの練習試合が始まった。



 和真は第1打席で先制タイムリー二塁打、2打席目はレフトフライ、そして今は6回裏の第3打席に立ちカウント2ボール2ストライクとバッティングカウント。


 相手投手 「フン!」

 ビシュッ!ググッ!

 相手投手は第5球目のスライダーを投げた。

 和真 「(内角に入りこんでくるスライダーか!もらったー!)」

 カキーーーーーーン!

 相手捕手 「あっ!」

 和真の打球はぐんぐんとセンター方向に伸びていき、スタンドに入りツーランホームランとなった。

 和真 「っしゃ!」

 右手で小さくガッツポーズを作ってダイヤモンドを一周する和真。

 
 チームメイトA 「和真ナイスホームラン!」

 チームメイトB 「今日も凄かったぜ!」

 後輩A 「和真さん、かっこいいです!」

 和真 「ありがとう!」

 チームメイト達はダイヤモンドを一周してベンチに戻ってきた和真にハイタッチで出迎えた。


 試合はその後、5ー1と和真がいる調布リトルシニアの勝利に終わった。




 17時、練習試合が終了し、一人自転車を漕いで伯父の家に帰る和真。


 和真 「今日の練習試合勝ててよかったな〜。俺もタイムリーヒットとホームラン打てたし。それに早実高等部の硬式野球部のスカウトさんも俺の今日の活躍を見て「君には是非うちの野球部に入ってほしい!」って言われたし。」

 喜びを爆発させながら自転車を漕ぐ和真。

 和真 「ところで何で俺は今日の朝、環奈と結婚式を挙げる夢を見たんだろう・・・。環奈のことはまだ好きだけどもう別れて3年になるのに。」

 今朝見た環奈との結婚式の夢を思い出す和真。

 和真 「環奈とは復縁したいけどあいつは今、アイドルやってるし、俺も中学と高校は野球に専念したいからまだ無理だな・・・。」

 和真は伯父の家の車庫に自転車を置いて、伯父の家の中に入っていった。



 つづく



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 6月26日18時に更新する後編は環奈の和真への気持ちを題材に描いていきます!