三番目の風#20 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 市川総合高校二年生グアム修学旅行の三日目の夜はビーチでのBBQである。



 葉月 「うーーん!おいひぃ!」

 自分で焼いた肉や野菜をたくさん食べる葉月。

 珠美 「葉月、食べ過ぎだよ!少しは自分の体型を気にした方がいいよ。」

 葉月 「いいじゃん!今日は修学旅行最後の晩餐なんだからいっぱい食べたいもん!」

 楓 「完全に太る人の言葉だ・・・。」

 葉月の食い意地に呆れる珠美と楓。

 美月 「・・・・・。」

 無言でBBQを食べる美月。

 葉月 「美月!今日は修学旅行最後の晩餐なんだから楽しく食べようよ!」

 美月 「わかってるよ・・・でも修学旅行中に佑くんに告白できなかったから・・・。」

 珠美・葉月・楓 「「「あっ・・・・。」」」

 美月 「はぁ・・・。私のバカ。なんでいつも大事な時に勇気が出ないんだろ・・・。このままだと佑くんが与田ちゃんの彼氏になっちゃうよ!」

 葉月 「大丈夫だよ!美月!きっと阿部くんに告白出来るよ!」

 珠美 「そうだよ!そんで美月は阿部くんの彼女になれるって!」

 美月を励ます葉月と珠美。




 
 桃子 「伸ちゃん、はいあーん♡」

 伸吾 「あーん♡」

 伸吾に肉を食べさせる桃子。

 桃子 「美味しい?」

 伸吾 「美味しい///」

 イチャイチャする伸吾・桃子カップル。

 
 美波 「秀一、グアムの夜景を見ながら晩ご飯食べるなんて最高だね♪」

 秀一 「ああ。でも俺は夜景より美波の方が綺麗だと思うよ。」

 さりげなくキザなことを言う秀一。

 美波 「もう・・・・そんなこと言われたら照れるじゃん///」

 恥ずかしさのあまり顔を赤くする美波。


 佑斗 「秀一のやつくさい台詞言ってるな〜。」

 蒼汰 「まあいんじゃね?あいつら付き合ってんだから。」

 その様子を少し離れた場所から料理を食べながら見ている佑斗と蒼汰。

 佑斗 「あーあ。結局修学旅行中に美月に告白出来なかったな・・・。何度も告白するチャンスがあったのに。」

 蒼汰 「本当だよな。お前のヘタレっぷりにはマジで呆れるよ。」

 佑斗 「うるせぇな!別にいいだろ!」

 佑斗と蒼汰が会話をしていると祐希がその場にやってきた。

 祐希 「ねぇ二人とも離れた場所にいないで一緒にみんなのところで食べようよ!」

 佑斗 「そうだな。修学旅行最後の晩餐だし。行くぞ蒼汰。」

 蒼汰 「ああ!」



 翌日の朝、市川総合高校二年生達は飛行機でグアムから日本に帰国し、グアム修学旅行は終了したのだった。



 つづく



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